人気絶頂時にハリウッドを去った米俳優ジョシュ・ハートネット、その理由とは

ブラッド・ピットの再来?
ハリウッドとの別れ
2021年に商業映画にカムバック
ガイ・リッチー監督作に偶然出ることに
再びガイ・リッチー監督作に出演
テレビドラマ『ブラック・ミラー』にも参加
『オッペンハイマー』
ハリウッドを去ったわけは?
理由は精神衛生
「トレンド俳優」というイメージ
「スーパーマン」も「バットマン」も拒否
ハートネットの言い分
偉大な監督たちとの仕事
「ノー」を言いにくい文化
『ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~』に出演
私生活での成功
2021年に結婚
公私ともに充実
これからの活躍に期待
ブラッド・ピットの再来?

ジョシュ・ハートネットは1978年生まれ、ミネソタ州出身の俳優だ。トム・クルーズあるいはブラッド・ピットの再来かと騒がれ、まさに成功を掴もうとするそのとき、ハリウッドから姿を消して周囲を驚かせたのである。

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ハリウッドとの別れ

当時、ジョシュ・ハートネットはハリウッドを代表するハンサムな俳優であり、演技の才能にも恵まれていた。そんな彼がどうして突然ハリウッドを去ることになったのかと、多くの人々は首をひねることになった。

2021年に商業映画にカムバック

ハリウッドを去った後、ハートネットはしばらくインディーズ映画を中心に活動していたが、2021年にガイ・リッチー監督のアクション映画『キャッシュトラック』で商業映画に復帰を果たした。

ガイ・リッチー監督作に偶然出ることに

じつは、ガイ・リッチー監督がジョシュ・ハートネットを呼んだのはまったくの偶然からだった。役者の一人が降板してしまったのだ。ハートネットは撮影地の近所に住んでおり、役づくりをほとんど一晩で済ませたという。

再びガイ・リッチー監督作に出演

その2年後、ハートネットはガイ・リッチー監督のスパイ映画『オペレーション・フォーチュン』(2023年)にも参加した。

テレビドラマ『ブラック・ミラー』にも参加

さらに、イギリスのテレビドラマ『ブラック・ミラー』にも参加した。同シリーズの第6シーズン第3話「ビヨンド・ザ・シー」(2023年)に出演したのだ。この演技によって彼は以前からのファンを取り戻し、新しいファン層も開拓したのである。

『オッペンハイマー』

くわえて、2023年において最も高く評価された映画のひとつであるクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』への出演にも触れておく必要がある。というのもノーラン監督は、ハートネットがハリウッドから去る決意を固めるにあたり、ある種の役割を演じたからだ。

ハリウッドを去ったわけは?

しかしジョシュ・ハートネットはいったい何を思って、俳優であれば誰もが憧れるハリウッドの栄光を、すべて投げ出してしまおうと思ったのだろう?

理由は精神衛生

「ハリウッドと距離を置くことが、僕の精神衛生にとってもキャリアにとってもベストの選択だったのです」と、ジョシュ・ハートネットは2021年にオーストラリア「チャンネル7」の番組『Sunrise』に出演して語った。

「トレンド俳優」というイメージ

ハートネットのハンサムな写真は90年代後半から2000年代初頭にかけて多く出回ったが、彼は自分がトレンド俳優という枠に閉じ込められているように感じ、そういう枠に彼を押し込めようとする役柄や監督を避けようと決意したのだった。与えられる役を演じていさえすれば、すぐにでも出世したことは間違いなかったのだが。

「スーパーマン」も「バットマン」も拒否

というのも、彼はブライアン・シンガー監督の『スーパーマン リターンズ』やノーラン監督の『バットマン』シリーズで出演オファーを受けたが、これも断ったのである。また、2005年に最も興行収入をあげた映画である『ブロークバック・マウンテン』のカウボーイの役も断らなければならなかった(その役はヒース・レジャーが演じている)。辞退の理由はブライマン・デ・パルマ監督の2006年の映画『ブラック・ダリア』の撮影があったからだが、こちらの映画は残念ながら興行的に失敗した。

ハートネットの言い分

「周囲は僕のことを、飼い主の手を噛む犬くらいに見ていました。実際は違います。僕が役を断ったのは頑固だったからでも反抗的だったからでもありません。人々は僕に対し、気さくで親しみやすいタイプというイメージを作り上げようとしていました。ですが、僕は毎度毎度似たような役を演じるというやり方に応じなかったわけです」と、ハートネットは『ガーディアン』紙の2020年のインタビューで語っている。

偉大な監督たちとの仕事

ハートネットはハリウッドを去る前まで、偉大な監督たちと仕事をしてきた。ソフィア・コッポラとは『ヴァージン・スーサイズ』(1999年)で、リドリー・スコットとは『ブラックホーク・ダウン』(2001年)で、マイケル・ベイとは『パール・ハーバー』(2001年)で。しかし、彼が役者として目指すところは、ハリウッド大手プロダクションが彼について思い描いていたところと似ても似つかなかったのである。

「ノー」を言いにくい文化

大手プロダクションと衝突したことにより、彼はいろいろな出演チャンスをふいにすることになった。「僕が教訓を得たのは、クリストファー・ノーランとバットマンについて話したときだ。うん、これは自分向きの役じゃないな、と僕は判断した。するとノーランは僕を『プレステージ』に出したがらなかった」と、2015年の『プレイボーイ』誌のインタビューでハートネットは語っている。

『ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~』に出演

とはいえ、仕事に完全にあぶれていたわけではない。彼は2014年から2016年にかけて、テレビドラマ『ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~』に出演している。

私生活での成功

その一方、私生活においてジョシュ・ハートネットは大成功を収めている。スカーレット・ヨハンソンやアマンダ・セイフリッドなどとの破局の後、2012年にイングランド出身の女優タムシン・エガートンと知り合い、イングランドの村に引っ越して三人の子どもをもうけたのだ。

2021年に結婚

およそ10年の交際を経て、2021年11月に二人はロンドンでこじんまりとした結婚式を挙げた。「すてきな結婚式で、家族と親しい友人を数人招いただけの内輪の集まりでした」「二人は控えめな生活を心から楽しんでいます。派手なパーティーやレッドカーペットから離れ、レーダーに映らないよう低空飛行で幸せそうに飛んでいます」という親しい友人の談話を『ザ・サン』紙は伝えている。

公私ともに充実

ジョシュ・ハートネットは現在、公私ともに充実した時間を過ごしている。しかし今の彼があるのは、ハリウッドのやり方をよしとせず、自分の考えを貫いたからである。

これからの活躍に期待

ハートネットはふたたび映画の世界に乗り出しつつある。自分の持ち味はそのままに、すばらしい演技を披露してくれるだろう。

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