いつかは訪ねたい、世界で最も美しいビーチ
毎年、トリップアドバイザーは一般ユーザーの投票とコメントを元に「最高のビーチ」をリストアップしている。一生に一度はバカンスで訪れてみたい、世界有数の美しいビーチをみていこう。
たくさんの新婚カップルが訪れることから「ハネムーンビーチ」として知られている。息を呑むほど美しい夕日で知られ、ウミガメを始めとする固有種が数多く生息している。
写真:Unsplash-Josh Duncan
青い海と空を隔てる水平線は、永遠に記憶に刻まれそう。穏やかな海、絹のようになめらかな砂、熱帯の温暖な気候。何もしない、または何をするのにも理想的な場所だ。カヤック、クルーズ、シュノーケリング、そして乗馬など、さまざまなアクティビティを通じて大自然の魅力が体感できる。
まるでプールのように穏やかな海面が広がるクアルタ・プライア。暖かい水と雄大な景色は熱帯の楽園そのものだ。
写真:Pexels-Lucas Meneses
1,6kmもの広がりをもつバリアリーフは、美しい景観を生み出すだけではなく潮から島を守っている。そのためここには穏やかな海が広がり、海藻なども流れつくことなく、美しい白砂が広がっている。もちろん海は透明そのもの。
写真:Asad Photo(Pexels)
まるで荘厳な楽園のようなバラデロ・ビーチ。なめらかな白砂、透き通った海、そして一日中温暖な気候。キューバのノスタルジックな雰囲気が、手つかずの砂浜の美しさをより一層引き立てている。
写真:Lachlan(ペクセル)
視界のはるかかなたまで広がる白砂のビーチ。海水は透明度が高く、上から水の底が見えるほど。シュノーケリングにもぴったりのまさに夢のようなビーチ。
最も美しいビーチの常連となっているのがイーグル・ビーチ。西インド諸島に浮かぶオランド領の島、アルバ最大のビーチで、ホテルやレジデンスをそなえた魅力あふれるリゾートだ。カリブ海の透き通った海にはウミガメの産卵地がたくさんあり、カップルや家族連れにもぴったりのバカンス先だ。
アンダマン諸島で最も有名なこの島には、世界で最も魅力的なビーチのひとつがある。白い砂、夢のように青い海、森と椰子に囲まれた緑豊かなビーチ。不思議なことに、その知名度に比べるとラダ・ナガルビーチを訪れる人は少なく、ここで一日を過ごして誰ともすれ違わないということも珍しくない。
バスク地方の宝石、ラ・コンチャ湾。美しい砂浜に青く澄んだ水、バルの立ち並ぶ通り、近くにそびえる山々。並木道や海岸線、遊歩道なども楽しみが尽きない。
地球上で最も美しいビーチのひとつだが、アクセスしづらいため大勢がつめかけることはない。美しく穏やかなエメラルドグリーンの海には素晴らしい海洋生物が生息しており、シュノーケリングにも最適。このブラジルのビーチはすでに何度も地球上で最も美しいビーチに選ばれているが、今後もランクインを続けるだろう。
のどかな景色は夢のよう、そして近くに姿を現すイルカの姿がこのビーチをさらに魅力的なものにしている。一度訪れたらきっとまた足を運びたくなるだろう。
写真:Instagram-@michelangelo_bfA
ラビット・アイランドは、イタリアからチュニジアへ向かう途中、マルタ島に近い地中海に浮かぶランペデゥーサ島にある岩の島だ。想像もつかないような色彩と雄大なビーチに恵まれ、その類まれな美しさから世界最高のビーチにも挙げられる。どこまでも透き通った水が旅人を待っている。
ここでは海水浴はもちろん、浜辺のラクダツアーや海沿いの芝生でピクニックなども楽しめる。人生で一番の見事な夕日を目にすることもできるだろう。
画像: Unsplash - Nick Dunn
ポルトガル・アルガルヴェ地方にある、ビーチ以上の存在ともいえるファレシア・ビーチ。この地方特有の美しい崖に守られ、たくさんの入り江をそなえた海岸線は長さ8kmにも及ぶ。赤みがかった白い土と、まるでアート作品のように侵食された崖が他にはない景観をつくりだしている。
どこまでも広がる青く澄んだ海。この地域に生息する色鮮やかな魚たちが、このビーチでの滞在をさらに楽しませてくれるに違いない。
シエスタ・ビーチの石英を多く含む砂はとてもきめが細かく、忘れがたいほどなめらかなだ。朝日に照らされていく砂浜の上でとる朝食も最高。
白い砂浜、透き通った海、穏やかな海のあちこちにウミガメの姿がみえる。理想的なバカンス先だ。
ポイプ・ビーチ・パークは夢のようなロケーションにあり、サーフィンスポットがあるほか、波から守られた子供向けのエリアもある。きっと、一日中写真を撮っていたくなるだろう。
心地よい海の水はどこまでも透き通り、ずっと泳いでいたい気分になる。ターコイズブルーの水の色は、言葉にできないほど美しい。
マヌエル・アントニオ・ビーチは、コスタリカで最も有名な(そして込み合った)観光地の1つだ。といっても訪問客の多さが天国のようなビーチの魅力を損なうことはない。なめらかな白砂と豊かな緑、穏やかで透明な水が見事なハーモニーを奏でている。
ムヘレス島のノース・ビーチは、1517年にスペインの征服者達がメキシコの地に足を踏み入れた最初の場所だ。その印象的なビーチは、海水から砂丘にある植生の始まりまで100メートルに達する。カリブ海のクリアな水と美しい砂浜が印象的。
ビロードのような白い砂とその感触は、そのために足を運ぶ価値があるほど。時間帯により変わる海の色は魔法のよう。透き通った水色からエメラルドグリーンへと変わっていく様子がまるでアニメーションを見るかのように美しいビーチだ。
海岸線の想像を絶する色彩と、訪れる人を歓迎してくれる海の住人たち。ウミガメたちはきっと完璧なホストとなるだろう。
快い温かさの水をたたえて透き通る海。その海岸線はどこまでも続いている。
絵葉書のようなビーチは手入れが行き届き、海水浴客がケガなどしないよう岩などが取り除かれている。ふだんの海は透明だが、気まぐれな天候に左右される時もあるようだ。
バロス・ラグーンはクレタ島で群を抜いて有名なビーチだ。ターコイズブルーの海、ワイルドな自然環境、それを取り巻くエキゾチックな景観を一目見ようと、毎日数千人が訪れる。人混みが苦手な人にはおすすめできないが、バロス・ラグーンが世界最高のビーチの1つである事実は変わらない。
クリアウォーターはフロリダにおける王冠の宝石のような場所。白い砂浜と透明な海で、家族連れが何時間でも楽しめるビーチだ。海岸沿いの長いビーチウォークにはレストランやバーが並び、散歩の終わりにくつろぐ多くの人で賑わっている。
自然に囲まれたセブン・マイル・ビーチは1日24時間、常にイベントやアクティビティがある眠らないビーチの代表格。ここは何百もの雑誌で紹介されており、その砂を踏むだけで有名人になったような気分を味わえることだろう。
ブラジルのカリブ海と呼ばれる美しいビーチの1つ。アハイアウ・ド・カボにあるプライア・ド・ポンタウ・ド・アタライアは砂粒の細かさで知られる白いビーチで、ターコイズブルーの海とカリオカの素晴らしい自然環境がこの楽園をなおいっそう特別なものにしている。
ラ・サビナ村から4kmの距離にあり、ヌーディストビーチとして知られている。サリナス自然公園の一部で、生い茂る海藻類を含め世界遺産に登録されており、スキューバダイビングに理想的なスポットでもある。楽園のような手つかずのビーチでは、衛生上の理由でペットの同伴が禁止されている。
何処までも続く白い砂浜と透明な海、かつてアメリカ最高のビーチで、マウイ島の王族の居住地でもあった。カアナパリ・ビーチの北崖付近は世界的に有名なダイビングスポットで、各国から多くの人が訪れる。さらに日没時にはビーチの断崖に松明を並べて、古代ハワイの伝説にもとづくトーチセレモニーが行われる。
シドニー港の静かなエリアにあるマンリー・ビーチは穏やかで落ち着いた雰囲気にあふれ、家族で一日を過ごすのに最適。素晴らしい波で知られるクイーンズクリフでサーフィンが楽しめるほか、1.5 km続く白い砂の一端には屋内海水プールもある。世界でもっとも理想的なビーチの1つだ。
美しいビーチを満喫することはもちろん珍しい体験に関心のある方は、セント・マーチン島のオランダ領側にあるマホ・ビーチを訪れよう。このビーチはプリンセス・ジュリアナ国際空港の滑走路の端にあるため、手が届きそうなほど低空飛行をする飛行機を見ることができる。ただし、航空機からのジェット気流が激しく、立っていられないほどになるので、十分に注意して飛行機ウォッチングを楽しもう。
リストの最後を飾るのはイギリスにあるビーチ。ボーンマスにそびえる壮大な崖が一帯のビーチに独特な微気候をもたらしている。ボーンマスからほど近い、国内で最も温暖なことで知られるワイト島とパーベック半島は一生に一度は訪れる価値があるだろう。