インド洋に浮かぶ亜熱帯の島、レユニオン島のすすめ

レユニオン島とは?
ブカン・キャノ・ビーチ
マナパニー
ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ
ピトン・ド・ロー
トルゥ・ド・フェール
ラ・グランド・シャループ
グラン・エタン
サン=ドニ
サン=ピエール
グランド・アンス・ビーチ
サン=ルのビーチ
タカマカ滝
シルク・ド・マファット
シルク・ド・シラオス
シルク・ド・サラジー
ロシュ・エクリット
フネートル・ド・マク
ディミティル
キャップ・ノワール
プレンヌ・デ・サーブル
レユニオン島とは?

レユニオンはフランス共和国の海外県で、モーリシャスから西に175km、インド洋のマダガスカル沖に浮かぶ島。火山島でありながら亜熱帯の雨林をもち、夢のように美しいビーチが点在する。今回はレユニオンで必ず訪れるべき20の名所を紹介していこう。

ブカン・キャノ・ビーチ

バーやレストランが立ち並ぶ、レユニオン島で一番賑やかなビーチ。インド洋のターコイズブルーと白い砂浜のコントラストが美しいが、レユニオン島はサメの襲撃による死亡事故が多発しているため、マリンスポーツはライフガードの目が届く範囲で楽しもう

マナパニー

マナパニーにある黒い砂のビーチは、ブカン・キャノ・ビーチ同様レユニオンを代表するビーチだ。しかし、遊泳が禁止されているため人が少なく、落ち着いた雰囲気の中でレユニオン島の美しい海岸線を満喫できる。

画像:reunion.fr

 

ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ

島のシンボルとなっているのが、標高2,632mの活火山、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ。現在でも頻繁に噴火を繰り返す世界で最も活発な火山のひとつだ。噴火時には溶岩が吹き出す様子を一目見ようと、多くの観光客が訪れる。

ピトン・ド・ロー

ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズの第二噴火口で、巨大なクレーターには静寂につつまれた火山湖がある。

写真:Dunog / Wikimedia

トルゥ・ド・フェール

ピトン・デ・ネージュ(3,069m)にあるトルゥ・ド・フェールは、深さ300メートルのクレーターで、最近になり初めて探検が行われた。その圧倒的な景色を見るにはヘリコプターで上空を飛ばなければならない。クレーターに行くことはできないが、周辺にトレッキングコースがあり、同名の美しい滝を遠くから眺めることができる。

ラ・グランド・シャループ

18世紀以降のレユニオンの歴史を見守ってきた町で、渓谷によってサン=ドニ地方とサン=ポール地方に分かれている。島の歴史を知る上で重要な歴史的建造物ラザレ(写真)があり、かつて島に到着した奴隷を隔離するために使われていた。

写真:Thierry Caro / Wikimedia

グラン・エタン

森林に覆われた山々の中心にあるグラン・エタンは、レユニオン島最大の自然水域だ。

画像:insel-la-reunion.com

サン=ドニ

レユニオンの県都で、フランス海外領土で最も人口の多い自治体。多くの観光客たちにとって拠点となる街で、フランス最大のエレクトロニックミュージックとラップの祭典「Électropicales」の開催地としても有名だ。

サン=ピエール

島の南部に位置するサン=ピエールは、レユニオン第3位の都市。華やかな海辺のリゾート地で、エンターテイメントやナイトライフが充実している。

グランド・アンス・ビーチ

ポストカードのような美しい景色が広がるグランド・アンス・ビーチは、珊瑚礁で有名だ。そのためスキューバダイビング愛好家にとって絶好のスポットとなっている。

サン=ルのビーチ

島の西側にあるサン=ルのビーチは、1811年におきた奴隷反乱発祥の地。現在は、そんな過去を忘れてしまうほど静けさに満ちている。

タカマカ滝

レユニオンで最も長いマルスアン川が横切るタカマカ渓谷。トレッキングでは高台からタカマカ滝をはじめ大自然の美しいパノラマを見渡すことができる。

シルク・ド・マファット

フランス語で氷河の浸食によってできた険しい谷を「シルク」と表現する。徒歩もしくはヘリコプターでしかアクセスできないシルク・ド・マファットは、その名の通り険しい谷で形成されている。ハイカー達にとって聖地のような場所だ。

シルク・ド・シラオス

標高2,000mを超える美しい山々の連なりを楽しむことができる圏谷で、多くのハイカーが拠点とするシラオスの町もある。ここはフランス本土にあるアルプス山麓の町シャモニーと比較されることが多い。

シルク・ド・サラジー

美しい滝が点在することで人気が高いシルク・ド・サラジー。近くにはフランスで最も美しい村のひとつとされるエルブールがある。19世紀に温泉が発見されたため、かつては湯治客で賑わっていた村だ。

ロシュ・エクリット

標高2,276mのロシュ・エクリットからは、前述した美しい2つの圏谷シルク・ド・マファットとサラジー(写真)を見渡すことができる。レユニオン島で複数の圏谷を同時に見ることができる場所は少ないので、多くの観光客が訪れる。

フネートル・ド・マク

シルク・ド・シラオスの他、インド洋最高峰のピトン・デ・ネージュを眺めることができるので、とても人気の高い展望台。

ディミティル

アントル・ドゥ山脈のディミティル山は、信じられないほど美しい自然保護区となっている。山頂で登山客を待ち受けているのは、シラオス山脈を見下ろす大パノラマ。ハイカーにとってたまらない景色だ。

写真:ile-de-la-reunion.net

キャップ・ノワール

ド・ダーヌ村からアクセスできる展望ポイントで、シルク・ド・マファットをはじめレユニオン島の雄大な自然を一望できる。

プレンヌ・デ・サーブル

オー・ドゥ・リールに位置する台地は、月面のような様相を呈している。隣接するピトン・シニーが最後に噴火した際にできたとされ、レユニオン島の緑豊かな風景とは一線を画す、地球のものとは思えない景色が広がっている。

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