度胸試しをしたいあなたへ:世界屈指の危ない観光スポット15選

旅をするならスリリングな体験を?
サン・フェルミンの牛追い祭り(スペイン)
ワニ園(オーストラリア)
ユンガスの道(ボリビア)
エベレスト(ネパール・中国)
悪魔のプール(ザンビア)
王の小道(スペイン)
チェルノブイリ立ち入り禁止区域(ウクライナ)
セーロ・ネグロ(ニカラグア)
レッドブルが主催するクリフダイビング・ワールドシリーズ
シャーク・ケージ・ダイビング(南アフリカ)
マチュピチュ(ペルー)
崋山(中国)
マディディ国立公園(ボリビア)
ダナキル砂漠(エチオピア)
 アレッチ氷河(スイス)
旅をするならスリリングな体験を?

海外旅行が身近なものとなった昨今、ありきたりな旅行先には食指が動かないという方も少なくないはず。そこで、今回はかなりの危険をともなうスリリングな観光スポットをご紹介しましょう。忘れられない体験があなたを待ち受けていますが、挑戦する際にはくれぐれもお気をつけください。なお、ここでご紹介する名所は旅行情報サイト「The Travel Bible」のリストに基づいています。

 

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サン・フェルミンの牛追い祭り(スペイン)

狭い路地を突進する牛の群れ。人々はその巨体に体当たりされたり踏みつけられたりする危険を冒しながら、牛たちの前を駆け抜けます。ケガ人が出るのはもちろんのこと、ときには死亡事故も発生しますが、いにしえから続く伝統行事として人々の崇敬を集めています。

 

ワニ園(オーストラリア)

水面下にはワニの中でも獰猛なことで知られるイリエワニがひしめいています。この種のワニは電光石火の早業で獲物に噛みつく習性があるため、ワニ園を訪れる際には必ずルールに従い、安全にアドレナリンのもたらす興奮を楽しみましょう。

 

ユンガスの道(ボリビア)

ボリビアの首都ラパスとユンガス地方を結ぶ風光明媚なユンガスの道。しかし、その実態は「死の道」という不穏な別名によく表れています。というのも、自動車1台がやっと通れるほどの狭い道が、切り立った崖沿いにうねうねと伸びているというのがこのルートの特徴なのです。崖下までの距離が最大で600メートルに達する箇所もあるため、死亡事故も珍しくありません。サイクリングを楽しむ場合には、転落の恐怖に耐えうる強靭な神経と確かな運転スキルが求められます。

エベレスト(ネパール・中国)

世界中の登山家が憧れる世界最高峰、エベレスト。海抜8,849メートルというとてつもない標高に加え、過酷な気象条件が登頂を目指す人々の前に立ちはだかります。標高8,000メートルを超えるエリアは酸素ボンベなしで長時間生存できないため「デスゾーン」と呼ばれており、吐き気やめまいといった症状が出るほか、死に至ることもあります。また、前触れもなく発生する雪崩や吹雪、足もとを脅かすクレバスなど、さまざまな危険に満ちています。

悪魔のプール(ザンビア)

世界三大瀑布のひとつ、ヴィクトリアの滝にはとんでもない「プール」があります。乾季になると滝の真上にあらわれる天然のプールなのですが、うっかりしていると滝つぼに呑みこまれてしまうのは言うまでもありません。しかし、死の恐怖をものともしないつわものたちが毎年、度胸試しにやってくるのだとか。プールに辿りつくためにはツルツル滑る岩場や急流を乗り越えなくてはならないため、細心の注意を払いましょう。

 

 

 

王の小道(スペイン)

アンダルシア地方の断崖絶壁にかけられた「王の小道」。かつては桟道全体が荒れ果てており、転落事故が多発することで有名でした。大規模な改修工事によって安全性は格段に向上しましたが、それでも眩暈がしそうな高さであることには変わりありません。絶景を満喫するには恐怖心に打ち勝つ必要がありそうです。

 

 

チェルノブイリ立ち入り禁止区域(ウクライナ)

史上最悪の原発事故の舞台として悪名高いチェルノブイリ。むやみに立ち入れば放射線にさらされ、長期的な健康被害を受けることになりかねません。しかし、現在では厳重な安全対策のもと、ガイド付きの観光ツアーが行われるようになっています。とはいえ、周囲の土壌や構造物にはいまだに放射能汚染が残っています。

 

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セーロ・ネグロ(ニカラグア)

ニカラグアにそびえる活火山、セーロ・ネグロ。ここで一体なにをするのかというと、スノーボードのような板を利用して砂利の斜面を一気に滑り降りる「ボルケーノボーディング」です。そのスピードは時速80キロメートルに達するというから、失敗すればケガは免れません。プロテクターの装着は必須ですが、それでも身体じゅう擦り傷だらけになりそうです。

レッドブルが主催するクリフダイビング・ワールドシリーズ

高さ最大27メートルもある崖の上から海面にむかってダイビングするこの競技。一歩間違えれば、眼下の岩に激突してしまいます。さらに、ただ飛び込むだけでなく、着水する前にトリックを決めなくてはならないため、その難易度は一層上がります。他では味わえない最高のスリルは常に危険と隣り合わせなのです。

 

シャーク・ケージ・ダイビング(南アフリカ)

海のギャング、ホホジロザメと対面する勇気はあるでしょうか? 南アフリカでは、鋼鉄の檻に入ってホホジロザメを間近から観察するというアトラクションが人気を呼んでいます。もちろん、サメが檻の中まで攻撃してくることはありませんが、撒き餌に引き寄せられた巨大なサメたちが鋭い歯をのぞかせる様子は迫力満点でしょう。

マチュピチュ(ペルー)

アンデス山脈にそびえる荘厳なインカ帝国の空中都市、マチュピチュ。観光地として有名ですが、標高2,430メートルの高地にあるため、高山病のリスクを侮ってはなりません。ときには吐き気やめまい、頭痛といった症状を引き起こすことがあるのです。

 

崋山(中国)

断崖絶壁にかけられたスリル満点の桟道がウリの崋山。強風や雨に見舞われれば、スリルだけでは済まないかもしれません。安全帯の装着など転落防止策がとられるようになったため、以前ほど危険ではなくなりましたが、それでも気を抜くことはできません。

マディディ国立公園(ボリビア)

アマゾンの秘境に広がるマディディ国立公園には、ブッシュマスターをはじめとする毒ヘビやバナナスパイダーをはじめとする毒グモなど、危険生物がたくさん暮らしています。のんきに森林散策に出かけると痛い目に遭うかもしれません。ガイドツアーならそのようなリスクを下げることができますが、いずれにしても手つかずの自然は怖いものです。

ダナキル砂漠(エチオピア)

地上でもっとも人を寄せ付けない場所のひとつ、ダナキル砂漠。非常に蒸し暑いため熱中症の危険がともなうほか、火山活動による有毒ガスの噴出といったリスクが付きまといます。念入りな準備と保護具の着用は欠かせません。しかし、煮えたぎる溶岩湖やカラフルな硫黄泉は一見の価値があるでしょう。

 

 

 

アレッチ氷河(スイス)

アルプス最大の氷河だけに、唯一無二の雄大な景色が広がっています。しかし、一見平らな雪原にはクレバスが隠されており、一歩間違えれば真っ逆さまに転落して大ケガを負ったり、抜け出せなくなったりしてしまうおそれがあります。しかも、氷河の状態は時とともに変化するため、経験者だからといって安心することはできません。適切な装備と雪山登山の経験に加え、ガイドの存在が欠かせないでしょう。

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