意外な恐怖症を抱えているセレブたち:ヘビが怖いマット・デイモン、魚が苦手なリアーナ......
有名人にも苦手なものや怖いものがある。恐怖感というものは年齢や性別、そして社会的地位にだって関係なく湧き上がってくるものなのだ。
セレブの中には自身が抱える恐怖症を明かした人も多い。そのおかげで、意外に多くの人が抱えている問題が広く認知されるきっかけになることもある。今回はセレブたちが明かした意外な恐怖症の数々をみてみよう。
ジェニファー・アニストンは、あるフライトでのトラブルがトラウマとなった。英国テレビ番組のロレイン・ケリーとのインタビューで、「飛行機に乗るのが怖くて、機内でお酒をたくさん飲むようにしてもダメなの」といっている。
ジョニー・デップは2014年の『デイリー・スター』紙の取材に応じ、「何年も前からピエロに恐怖を感じる」と告白している。不思議なことに、ジャック・スパロウやマッドハッターを始め、彼が演じる役はピエロにインスパイアされたものが多いのだが。
母親が不安症に襲われたことがきっかけで、キム・ベイシンガーは幼いながらも母親を一人にしておけないと感じた。トーク番組の『レッド・テーブル・トーク』では、「大人になってもあらゆることでナーバスになってしまうので、それを克服するため治療を受けたほど」と語っている。
トーク番組『エレンの部屋』で、ウニに対する恐怖心を語ったのはテイラー・スウィフト。「ウニは踏むまで気付かないし、体のどこかに食い込んだら、救急室に運ばれて手術で除去しなければならない。足からウニを取ろうとして、手を傷めることだってある。まったく好きになれないわ」
リタ・オラは『デイリー・スター』誌で、「トイレにいると、いつも何かが底から出てきそうな気がする 。だから、トイレに行く時は必ず電気をつけていくの」と語っている。
ジャスティン・ティンバーレイクは多くの人と同じようにクモが苦手だ。ただし、彼の場合はクモを極端に恐れており、『Smash Hits』誌のインタビューで「クモが本当にとても怖いんだ」と告白している。
リアーナは『Bender Magazine』誌のインタビューでこう告白している。「魚がとても怖い。バルバドスの足元が見えるほど透明な水のビーチで、突然、小さな魚に囲まれたことがあるの。パニック発作がおきて、水からひきあげてもらわなければならなかったわ」
鳥恐怖症のスカーレット・ヨハンソンは、『幸せへのキセキ』で共演したマット・デイモンがヘビをひどく恐れていたことを『ニューヨーク・マガジン』誌で語っている。映画にはヘビが大量に登場するシーンがあるので、マットにとって恐怖そのものだったに違いない。
スカーレット・ヨハンソンは2011年の『ニューヨーク・マガジン』誌で、鳥恐怖症であることを告白している。「翼や口ばし、羽ばたくのも何だか怖い。私の叔父も同じなので、遺伝的なものだと思う」
起業家でもあるオプラ・ウィンフリーは、スティーブン・コルベアに対し、ガムが怖くてオフィスで全面禁止にしていると告白した。困窮生活を送っていた彼女の祖母は、一度噛んだガムを長持ちさせるためにベッドの脇に貼り付けていた。幼い頃のオプラはそのガムによくくっついてしまい、その時の感覚が恐怖症につながったという。
アデルはイギリスの『メトロ』紙に対し、「アイスクリームを食べながら道を歩いていたら、大きなカモメが急降下してきてアイスクリームを奪っていったの。アイスと一緒に連れ去られるかと思った。それ以来、カモメが怖くなってしまったの」と明かした。
モデルのタイラ・バンクスは子供の頃からイルカを恐れており、「プールの中でイルカに突撃される夢をよく見る」と『ピープル』誌で明かしている。
ケイティ・ホームズはジェイ・レノの『ザ・トゥナイト・ショー』で、「アライグマが私の隣に来て、怖がりもせずそこに居座ったの。私を蹴ろうとしたみたいだったから、どうすればいいか分からず、立ち上がってアライグマが退散するまでわめき続けたわ」と語っている。
ケンダル・ジェンナーは2016年のインスタグラムで「模様の小さな穴や凹凸の集まりが怖い」と告白している。その理由として「中がどうなっているかわからないから、のぞくと不安感にとらわれてしまうの」とした。
モデルで女優のパメラ・アンダーソンが、鏡で自分を見ることを恐れているのは不思議だ。『デイリー・メール』紙に「鏡が好きではないの。テレビに映る自分を見るのも嫌い。テレビに自分が登場すると、テレビを消すか部屋を出てしまうわ」と語っている。
ユマ・サーマンは閉ざされた狭い空間や、すし詰め状態が苦手だ。「棺桶に生き埋めにされる『キル・ビル Vol.2』の撮影でも困ったことになった」と2004年の『デイリー・メール』紙で明かしている。