ダイエットの敵になってしまうフランス食材トップ30
自宅待機が始まった2020年3月以降、フランス国内調査によれば、体重が増加した人は57%、減少した人は29%。体重を維持するにはふだんの食事を見直すことが大切。ここでは一般的な30の食品を取り上げてみましょう。
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手軽に美味しく食べられるお惣菜は忙しい現代人に大人気。冷凍庫に買い置きがぎっしりの人も多いのでは。ただし、原材料の質が低かったり、添加物や脂肪分、糖分が大量に使われている場合も多いので要注意。
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カクテルやソースに使われエキゾチックな印象を演出するココナッツ。ただしココナッツにはかなりの飽和脂肪酸が含まれており、摂りすぎは健康に良くありません。肌や髪に潤いを与える基礎化粧品によく使われているのは、脂肪分が多い果実だからこそ。
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夏のサラダに鮮やかな彩を添えるトウモロコシは、でんぷん質の穀物で意外にカロリーが高め。原産地であるアメリカ大陸で、先住民の食糧として何世代も栽培されていたことも頷けます。
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フランスの国民食、チーズ。ただし乳製品はカロリーが高く、食べ過ぎはコレステロール増加につながることはご承知の通り。無理に我慢する必要はありませんが、ダイエット中は控えたり夜遅い時間の摂取は避けるなど、効率的に取り入れましょう。
フランス人が大好きなシロップウォーター。ミントやザクロなどいろいろなフレーバーシロップがあり、水や炭酸水を加えるだけで美味しいジュースのでき上り。ただし砂糖や人工甘味料が大量に入っているので摂取量には気を付けて。きゅうり、いちご、レモンなど野菜や果物のスライスを添えて風味をアップさせましょう。ミントの葉を添えるだけでもOK。
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ヘルシーなイメージの魚もすべてが低カロリーではありません。ニシン、サーモン、イワシは脂肪分が多く、フランスでポピュラーな缶詰では、刻み野菜にオリーブオイルを合わせたソース・ヴィエルジュがかかっていることも。魚介は脂肪分の少ないものを上手に取り入れ、体重管理をしましょう。
主食のパンは、お腹がふくらみ、消化しづらく、しかも満腹効果が短い食品。パイ類はもちろん、サンドイッチ用のパンにも砂糖や添加物が含まれています。選ぶときにはミネラルなどの栄養素が豊富に含まれる全粒パンがおすすめ。
シリアルバーはヘルシースナックということになっていますが、実際はほとんどの商品に大量の砂糖が含まれているので食べるのは時々にする方がいいでしょう。身体に良い安心素材だけを使って家庭で手作りするのもおすすめです。
にぎやかなホームパーティの定番、タラモサラダ。ただし材料は魚卵、オイル、レモン汁とカロリーは高め。サラダに合わせるブリニ(ミニパンケーキ)を別にしても、大さじ一杯で90kcal。スリムな体型を維持したかったらお皿に取る量を減らすか、デザートを抜くかどちらか二つに一つ。
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炭酸入りの清涼飲料水には大量の砂糖が含まれていることはご承知の通り。さらにビルゼイト大学の研究によれば、飲料に注入された炭酸が食欲を刺激し、体重増加につながることが分かっています。
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大人も子供も大好きなフリュイ・コンフィは100gあたり約400kcalと高カロリー。フルーツと砂糖が恋しくなったら、キッチンにある果物を大きくカットして、レモンを絞り、粉砂糖をひとつまみ振って召し上がれ!
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お腹が空いていなくてもつい手が伸びてしまうグリッシーニは100gあたり426kcal。しかもパーティならこってりしたソースを合わせるのが一般的。グリッシーニの代わりに、スティック野菜に軽いソースを添えたものがおすすめです。
特別な日に登場する高級食材として有名なフォアグラ。フランスではクリスマスや年末のパーティのテーブルに並びます。フランス語でフォアは「肝臓」、グラは「脂肪」。その名が示す通り脂肪分たっぷりですが、美味しさも格別。
フランスの家庭では手づくりが一般的なマヨネーズ。ただし卵黄とオイルを混ぜた高カロリー食品なので、ダイエット中には避けるべき。サンドイッチにマヨネーズ大さじ2杯を使うだけで、一回の食事の脂肪量が何と二倍に。
ハムやソーセージ、パテ類はフランス語でシャルキュトリーと呼ばれ、とても身近なお惣菜。ただしその2割から4割が脂肪で占められ、保存性を高めるためかなりの塩が含まれています。毎日食べるのをやめるだけで、お肌の状態が改善されるでしょう。
ホワイトチョコレートは、ブラックチョコレートやミルクチョコレートよりはるかに高カロリー、しかもピュアココアに備わる健康効果が期待できません。ココアバター、砂糖、ミルクだけでできたホワイトチョコよりも、ブラックチョコを手に取りましょう。
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美味しいワカモーレづくりに欠かせないアボガドは脂肪分が豊富に含まれているので食べ過ぎには気を付けて。ただし、不飽和脂肪を含み健康と美容効果にとても優れているので、ヘルシーに体重を増やしたいときには強い味方。
キャンディーは虫歯の原因になるだけではなく、テレビの前でいつまでも口に放り込んでしまう危険な食べ物。お腹がいっぱいにならないばかりか、2017年にアメリカで発表された研究によれば、キャンディには添加剤として二酸化チタンが含まれ健康に良くありません。
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脂肪分100%の植物油はバターよりも高カロリー。ただし、一回の食事における摂取量が小さじ2杯以下なら体重増加の心配はなし。上手に美味しく召し上がれ!
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ハチミツとブドウ糖シロップという美味しい組み合わせでできたヌガー。ダイエット中の方、スリム体型を維持したい方にはおすすめできません。ヌガーが大好きな方は週1,2回にとどめる方がいいでしょう。
白いご飯を少量ならいいのですが、脂肪分を含むソースやチーズと合わせたリゾットなどの料理はダイエットには向きません。また、白いお米でも食べ過ぎは消化不良につながるので気をつけましょう。
オイルでからりと上げた食品は食欲をそそる上、味に外れも少なくてみんなに人気。ただしカロリーの高さは容赦なし。フライを食べ過ぎれば健康にも体型にもマイナスなのでほどほどに。
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朝食の強い味方として知られるミューズリー。ナッツ類、ドライフルーツ、オートミール、アーモンド、チョコレートチップを材料としているので100gあたり450kcalと高カロリー。摂取量には気を付けて。
焼き菓子でも生菓子でも人気の高いメレンゲ。泡立てた卵白と砂糖というシンプルな、しかし高カロリーな組み合わせ。ノンシュガーのメレンゲはカロリーが半分でも美味しさは同じ。見かけたらぜひお試しを!
子供から大人までだれにでも喜ばれるパイやケーキ、ビスケットやクッキー類。ただしメインの材料は小麦粉、卵、砂糖と体重増加につながるものばかり。ダイエットしたい方は避けて通るか量を抑えましょう。
オイルとビネガーを3対1の割合でよく混ぜ合わせ、塩コショウでととのえたヴィネグレットソースはフランスの家庭料理に欠かせません。ただしヘルシーなグリーンサラダが意外に高カロリーになるので、かける量には気を付けて。
理想的な体型を維持するには一日の「バター」摂取量を制限する必要があります。ピーナッツは100gで567kcalとカロリーの高い食材なので、大好きなピーナッツバターは1日あたり大さじ1杯以下にとどめましょう。
お米と同じく、じゃがいも料理は調理の仕方や食材の組み合わせで高カロリーになります。油で揚げるよりは煮込み料理や蒸し料理にすればヘルシーな一品に。
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普段の食事に欠かせないパイやタルト。その中でも市販のパイ生地やショートブレッドはバターが豊富に含まれているので高カロリー。生地を手づくりにしたり、フィリングを野菜にしたりしてヘルシーに頂きましょう。