レストランやカフェを経営するセレブたち:ステーキハウスから世界的寿司チェーンまで

マリオン・コティヤール
サンドラ・ブロック
マーケットをオープン
スーザン・サランドン
ロバート・デ・ニーロ
高級日本料理
ダニ・アウヴェス
クリスティアーノ・ロナウド
ラルフ・ローレン
マイケル・ジョーダン
ジョン・ボン・ジョヴィ
ジェラール・ドパルデュー
ジャスティン・セロー
リュック・ベッソン
フランシス・フォード・コッポラ
レディ・ガガ
ヒュー・ジャックマン
ベジタリアンカフェを拡大
ジェイ・Z
チェーン展開
クリント・イーストウッド
マリオン・コティヤール

多くのセレブやアーティストは、エンターテイメントの世界ではなくほかの分野に投資を行っている。たとえばアカデミー賞を獲得したフランス出身の女優、マリオン・コティヤールもさまざまな分野で活動、パリのマレ地区でオーガニックでヘルシーな料理を提供するビストロ「Jaja」、ピカソ美術館に近いパリ3区で姉妹店の「Glou」を共同経営している。

サンドラ・ブロック

米女優サンドラ・ブロックは2006年、テキサス州オースティンに「Bess Bistro(ベス・ビストロ)」をオープン。親しみやすい雰囲気とオーガニック食材を使用したこだわりの料理で人気を集めたが、2016年、サンドラはほかのビジネスに専念するため閉店を決めた。

マーケットをオープン

レストランに代わってサンドラが情熱を注いだのは、パンや花、ドリンクやテイクアウト食品を扱う多角的なマーケット。2009年、「Bess Bistro(ベス・ビストロ)」の近くにオープンしたこのマーケットは大成功を収めた。

スーザン・サランドン

スーザン・サランドンは2009年、4人のパートナーと共に「SPIN」をオープン。そのコンセプトは「卓球バー」というかなり斬新なもの。仲間や友人と卓球を楽しめるほか、アペリティフと共にピザやサラダを楽しめ、セレブご用達のバーとなっている。

ロバート・デ・ニーロ

ハリウッドを代表する俳優ロバート・デ・ニーロもレストランビジネスで成功を収めている一人。世界最高の寿司シェフの一人であるノブ・マツヒサが展開する高級日本料理店、「ノブ・チェーン」の共同経営者となり、マドンナやジェニファー・ロペスも常連となっている。

高級日本料理

2019年にはスペインのバルセロナに新規オープンする「ノブ」にも投資協力を行った。新店舗は5つ星ホテル「ノブ・ホテル」の23階にあり、バルセロナの市街を見晴らす360度の眺望を楽しむことができる。

ダニ・アウヴェス

元サッカー選手のダニ・アウヴェスはバルセロナFC退団後の2016年に、母国ブラジルの伝統料理を提供する2つの美食空間、「Alquimia Fogo」と「Boteco Fogo」をバルセロナにオープンした。コロナ禍の2021年に2店とも閉鎖したが、同年に次のプロジェクトに着手、ブラジルのサンタカタリーナ州に美食と音楽を融合させた空間「Danko」を準備中だ。

クリスティアーノ・ロナウド

サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドの場合、母親のドロレス・アヴェイロがレストランを経営していた。2018年にブラジル南部のグラマドに「カーザ・アヴェイロ」をオープン、ポルトガル料理を提供していたが、2020年に閉店。美食に情熱を燃やす一家は、次なるプロジェクトの準備をすすめている。

ラルフ・ローレン

ファッション界の帝王ラルフ・ローレンはパリのサン・ジェルマン・デ・プレ地区に構えるブティック「ラルフ・ローレン」にカフェレストラン「Ralph's」をオープン。米メイン州のロブスター、ニューク・チーズケーキなどアメリカの美食文化を提供し、舌の肥えたフランスの人々を納得させている。ファッションデザインとトレンディカフェ、どちらも成功に導いた時代の寵児だ。

マイケル・ジョーダン

史上最高のバスケットボール選手、マイケル・ジョーダンも飲食業に飛び込んだ。1993年、地元シカゴに最初のステーキハウス「マイケル・ジョーダンズ・ステーキ・ハウス」を開店、その後、国内各地にさらに3つのレストランをオープンしている。

ジョン・ボン・ジョヴィ

2011年10月、ロックのレジェンド、ジョン・ボン・ジョヴィは「飢えの問題」に取り組むべく、故郷ニュージャージーにレストラン「JBJ ソウルキッチン」をオープンした。メニュー価格はなく、寄付やボランティアと引き換えに食事ができるコミュニティスペースという試みは大きな成功をおさめ、2016年、同州内に2軒目の店舗をオープンさせた。

ジェラール・ドパルデュー

仏俳優ジェラール・ドパルデューは2003年、当時のパートナーで女優のキャロル・ブーケとともにパリ2区の歴史的建造物内に洗練された「ラ・フォンテーヌ・ガイヨン」をオープンした。ワインをこよなく愛する美食家として知られるドパルデューの店は美食家たちに称賛されたが、2019年に店舗を売却。新たにオーナーとなった高名なシェフのマルク・ヴェイラはメニューに名優へのオマージュを残している。

ジャスティン・セロー

ジェニファー・アニストンの元夫で俳優のジャスティン・セローは、まるで自宅にいるかのように友人たちを迎えるため、寛いだ雰囲気の雰囲気のバーを開いた。手頃な価格のドリンクとヴィンテージ感のあるインテリアのバランスが絶妙な「Ray's Bar」は、一日の締めくくりにおすすめだ。

リュック・ベッソン

フランスの映画監督リュック・ベッソンと実業家フランソワ・ピノーは、2013年にラグジュアリーとシネマを融合させた高級レストラン「マーケット」をオープン。シックで洗練された雰囲気の中で味わうフュージョン料理は、新たな発見に溢れている。

フランシス・フォード・コッポラ

映画監督コッポラは1972年、自身が運営する映画制作会社アメリカン・ゾエトロープの社屋としてサンフランシスコに歴史的建造物であるセンティネルビルを購入。1999年、この壮麗な建物内に「カフェ・ゾエトロープ」がオープン、イタリアンスタイルの料理にあわせ幅広いワインがそろえられている。

レディ・ガガ

2010年11月、レディ・ガガはニューヨーク・マンハッタンのアッパーウエストサイドにあるレストランに投資、両親のジョーとシンシアとともに「ジョアン・トラットリア」を開いた。居心地の良い雰囲気でカジュアルなイタリア料理を楽しめるスペースだ。

ヒュー・ジャックマン

2009年、ヒュー・ジャックマンと妻のデボラはエチオピアを訪れた際、地球に優しい栽培方式をとるコーヒー農園のオーナー、デュカレと出会った。そのスタイルにインスパイアされたヒューは協力を約束し、ニューヨークにオープンしたのがコーヒーショップ「Laughing Man Coffee & Tea」だ。

ベジタリアンカフェを拡大

コーヒーショップ事業を気に入ったヒュー・ジャックマンは、姉妹店となるベジタリアンカフェ「Laughing V」をオープンした。小規模生産者から食材を仕入れ、ベジタリアンの自家製サンドイッチや洗練されたスイーツ、カラフルなデリカを提供。もちろんおいしいコーヒーを味わうことができる。

ジェイ・Z

アメリカで最も成功したラッパーの一人でビヨンセを妻に持つジェイ・Zは、ラグジュアリーな内装とスポーティな装飾が施されたナイトクラブ「40/40」のオーナーでもある。セレブな空間で、バッファローウィングなどスポーツバーの定番メニューが楽しめる。

チェーン展開

現在「40/40」はチェーン展開されている。2003年にニューヨークで最初のクラブをオープンして以来、米国主要都市で4店舗に拡大したが、コロナ禍で2店舗は閉鎖している。

クリント・イーストウッド

ハリウッドを代表する俳優で監督のイーストウッドは1986年、サンフランシスコ郊外の町カーメルに物件を購入し、オリジナルの雰囲気を残しながら改装を加えてカジュアルなウエスタンテイストのレストランに仕上げた。「Hog's Breath Inn」ではスモークサーモンやバターシュリンプなどを味わえる。

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