佳子さま初の石川県訪問:輪島塗アクセサリーに注目集まる
秋篠宮家の次女、佳子さまは10月29日に石川県を訪問。能登半島地震で被災した「人間国宝」の輪島塗職人と懇談され、その際に身につけられた輪島塗のアクセサリーが関心を集めた。
直近の公務のご様子や、注目を集めた輪島塗のアクセサリーについて見ていこう。
今年の元日に発生した能登半島地震。輪島市など4つの市町からなる奥能登を中心に最大震度は7を記録し、家族と過ごす年始の時間が突如奪われることとなった。
NHKによると、能登半島地震の災害関連死は11月22日時点で235人となり、2016年に発生した熊本地震の222人を超えた。今なお震災の傷跡は深く、順調に復興が進んでいるとは言い難い。
そうした状況下で、佳子さまは能登半島地震で被災した「人間国宝」の輪島塗職人、前史雄さんらと懇談。職人たちを気遣う言葉をかけつつ、作品を鑑賞されたそうだ。
画像:Kyodo / Kyodo News Images
佳子さまは輪島塗のバレッタとイヤリングを身につけ、懇談の場に参加。艶やかな漆が塗られたバレッタには、アワビの貝がらを散りばめた螺鈿と呼ばれる装飾が施されており、一躍話題となった。
画像:八井浄漆器本店公式HP
商品は1つ1つ丁寧な手作業で作られており、佳子さまが身につけた赤いバレッタやイヤリングは現在売り切れ状態が続いているとのこと。
画像:八井浄漆器本店公式HP
佳子さまはこの秋、石川県以外にも地方での公務に勤しまれており、様々な地域の工芸品をその度に身につけられているそうだ。
10月に佐賀県を訪れ、国民スポーツ大会を観覧された佳子さま。その際に身につけられていた有田焼のイヤリングも、インターネットを中心に話題になったという。
画像:Kyodo / Kyodo News Images
秋篠宮家の次女として、日々公務に邁進される佳子さま。その言動だけでなく、今後はお召し物にも注目が集まりそうだ。