木村拓哉:SMAPのアイドル時代から国際派俳優への歩みを振り返る

アイドルから本格派俳優へ
芸能事務所入りしたきっかけ
アイドルの道へ
「スケート・ボーイズ」
国民的人気アイドルグループ
『あすなろ白書』
「視聴率男」
28歳で結婚
妻はトップアイドル
憧れの女性
事務所を説き伏せて結婚
授かり婚
COCOMI(ここみ)
 Kōki(こうき)
15年連続1位
『2046』
『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
SMAPが解散
『SHOGUN』
樫木藪重の役
『THE SWARM/ザ・スウォーム』
アイドルから本格派俳優へ

一世を風靡したアイドルグループSMAPの元メンバーで、現在は国際派俳優として活躍する木村拓哉。今回はそんな「キムタク」こと木村のこれまでの輝かしいキャリアを追って行こう。

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芸能事務所入りしたきっかけ

木村は1972年11月13日に生まれた。TOKYO FM『木村拓哉 FLOW Supported by GYAO! 』で、ジャニーズ事務所に入りたかった訳ではなく、親戚が勝手に書類を送ったのがきっかけだったと語っている。

アイドルの道へ

同番組によれば、ジャニーズ事務所から4回ほど来所を依頼され「派手な習い事」をする感覚でレッスンを受け始めるも本気になれなかった。しかし先輩アイドルたちに触れるチャンスがあったことで心境に変化がおこり、本腰を入れてアイドルの道を進むようになったという。

 

「スケート・ボーイズ」

『日刊スポーツ』紙によれば、木村は当時絶大な人気を誇っていた光GENJIのバックで踊る「スケート・ボーイズ」のメンバーとなった。その中から木村、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、森且行の6人が選ばれ、1988年にSMAPが結成されたという。

画像:Instagram, @takuya.kimura_tak

国民的人気アイドルグループ

SMAPは徐々に人気をあげ、音楽番組やバラエティ番組で引っ張りだことなる国民的アイドルへ成長した。木村はそんなSMAPの一員としての仕事をこなしながら、フリーで俳優としての活動も開始する。

『あすなろ白書』

木村が俳優としてブレイクしたのはフジテレビ『あすなろ白書』(1993年)だ。大学生による青春ラブストーリーは全話平均視聴率が27%を超える大ヒットとなった。木村はイケメンアイドルとして人気を博していたが、この作品でメガネ姿の冴えない男を演じ高い評価を得た。

「視聴率男」

キムタク人気を不動なものとしたのはフジテレビ『ロングバケーション』(1996年)だ。この他にもゴールデンタイム「月曜9時枠」の11作品で主演を務め、その全てで高視聴率を記録。いつしか木村は「視聴率男」の異名をとるようになった。

画像:Instagram, @takuya.kimura_tak

28歳で結婚

そんな人気絶頂期の2000年に歌手の工藤静香と結婚。「アイドルは結婚したら終わり」という風潮が根強い時代に、28歳の若さで結婚を決めた。

 

妻はトップアイドル

工藤静香はシングル11曲でオリコン1位を獲得していたトップアイドルだ。『サンケイスポーツ』紙によれば、二人の交際は1999年12月に発覚したという。

画像:Instagram, @kudo_shizuka

憧れの女性

同紙によれば、アプローチは工藤からで、木村は憧れだった女性からの誘いに舞い上がったという。共通の趣味であるサーフィンを楽しむために鹿児島の種子島に婚前旅行し、帰京の際にはおそろいのジャケット姿で空港に現れている。

画像:Instagram, @kudo_shizuka

事務所を説き伏せて結婚

『週刊文春』誌によれば、木村は工藤との交際を隠そうとはしなかった。当初、事務所側は二人の結婚に反対していたものの、SMAPの要であり俳優としても広く活躍していた木村の意向を尊重して、最終的に結婚を認めたという。

授かり婚

木村と工藤は授かり婚だった。トップアイドルだった工藤は結婚を機に芸能活動を休業し、家庭に入ることを決意。このビッグカップルは2人の娘を授かった。

COCOMI(ここみ)

2001年5月1日に誕生した長女のCOCOMIはフルート奏者でモデル。2020年に『VOGUE JAPAN』誌の表紙を飾る鮮烈な芸能界デビューを果たした。

画像:Instagram, @cocomi_553_official

Kōki(こうき)

次女のKōkiは2003年2月5日生まれ。姉より先に芸能界入りし、2018年の『ELLE JAPON』誌で、15歳にして表紙を飾った。

画像:Instagram, @koki

15年連続1位

結婚し父親となっても木村の人気は衰えなかった。『日刊スポーツ』紙によれば、2008年に『an・an』誌の「好きな男」総合ランキングで15年連続1位を獲得。「値段のないガソリンをたくさんいただいて、これは有効に使わなくてはと責任も感じますね」とコメントしたという。

『2046』

2000年代に入ると海外作品にも挑戦。デビュー作となったのは香港映画の『2046』(2004年)で、カンヌ国際映画祭のコンペ部門に出品されたため、木村もレッドカーペットに登場した。

『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』

2008年公開のフランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』では、韓国のイ・ビョンホン、アメリカのジョシュ・ハートネットと共演。各国を代表するイケメンスターが共演する豪華サスペンスとして大きな話題となった。

SMAPが解散

2016年12月31日、SMAPが解散を発表。TOKYO FM『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』で、木村は「すべてのSMAPファンに申し訳ない。本当に、ごめん」と謝罪の言葉を繰り返した。

画像:Instagram, @takuya.kimura_tak

『SHOGUN』

木村は真田広之が出演・プロデュースを務め、米国テレビ界のアカデミー賞と称されるエミー賞で史上最多の18部門を受賞した『SHOGUN』にも出演を予定していた。

樫木藪重の役

『女性自身』誌によれば、木村は浅野忠信が演じた樫木藪重役をオファーされ出演を快諾していた。しかし、コロナ渦と撮影期間が重なり何度も撮影が中断。木村は出来る限りスケジュールを調整してみたが、諦めざるを得なかったという。

画像:Instagram, @takuya.kimura_tak

『THE SWARM/ザ・スウォーム』

『SHOGUN』への出演は叶わなかったが、同じエミー賞受賞作『ゲーム・オブ・スローンズ』のプロデューサーによる超大型海洋SFサスペンスドラマ『THE SWARM/ザ・スウォーム』(2023年)に出演。今後ますます国際派俳優としての名をあげていくに違いない。

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