地球上で最も美しい仏教建築18選:日本の東大寺も

世界各地の仏教寺院
ウルン・ダヌ・ブラタン寺院/インドネシア
タート・ルアン/ラオス
マハーボーディ寺院/ インド
ボロブドゥール遺跡/インドネシア
シュエダゴン・パゴダ/ミャンマー
雍和宮(ようわきゅう)/中国
タ・プローム/カンボジア
ボダナート/ネパール
タクツァン僧院/ブータン
タウン・カラット/ミャンマー
ワット・ロンクン/タイ
バガン遺跡/ミャンマー
嵩山(すうざん)少林寺/中国
ワット・アルン/タイ
トゥルナン寺/チベット
天壇(てんだん)/中国
東大寺/日本
世界各地の仏教寺院

インド北東部で生まれた仏教は世界で最も古い宗教のひとつで、約5憶人が信仰している。今回は世界に点在する美しい仏教寺院を紹介していこう。この写真はタイのワット・ロンクンのものだ。

ウルン・ダヌ・ブラタン寺院/インドネシア

バリ島へ行くならウルン・ダヌ・ブラタンへの訪問は欠かせない。1633年に造られたインドネシアの紙幣にも登場する寺院だ。バトゥール火山の麓、ブラタン湖畔に位置し、湖に浮かぶ塔の姿はまるで絵葉書のようだ。

タート・ルアン/ラオス

光り輝くものがすべて金とは限らないが、タート・ルアンの場合は本物が使われている。ラオスのヴィエンチャンにある仏塔タート・ルアンは、全体が金箔で覆われている。16世紀に、廃墟となっていた仏塔を改修して造られた。

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マハーボーディ寺院/ インド

ブッダガヤの大菩提寺とも呼ばれるマハ―ボーディー寺院は仏教の四大聖地のひとつ。仏陀は菩提樹の下で悟りを開いたとされ、現在、その場所には高さ50mを超える塔が建てられている。また、境内には初代菩提樹の挿し木による子孫、三代目のゴータマ・ブッダの菩提樹もある。

ボロブドゥール遺跡/インドネシア

ジャワ島にあるボロブドゥール寺院は8世紀から9世紀にかけて建立されたが、ムラピ山の大噴火やイスラム勢力の侵入などで廃墟と化し人々から忘れ去られてしまう。1814年に発見されるまで密林の中にひっそり佇んでいた世界最大級の仏教遺跡で、現在は、ユネスコの世界遺産に登録されている。

シュエダゴン・パゴダ/ミャンマー

旧首都のヤンゴンにあるミャンマー最古で最大の寺院。歴代の王をはじめ、多くの人々の寄進により高さ110mの黄金のパゴダ(仏塔)が建てられた。頭頂部にはルビーやサファイアなどの宝石が散りばめられ、最上部には76カラットのダイヤモンドが輝く。

雍和宮(ようわきゅう)/中国

北京市内で最大規模を誇り、最も保存状態が良いことでも知られる雍和宮はチベット仏教の寺院。建築様式には漢、蔵、満、モンゴルなど各民族の特色が融合されている。

タ・プローム/カンボジア

アンコール遺跡群のひとつで、密林の中にある廃墟のような寺院遺跡。巨大なガジュマルに飲み込まれた寺院で有名だ。またアンジェリーナ・ジョリー主演の『トゥームレイダー』(2001年)のロケ地としても知られている。

ボダナート/ネパール

チベット仏教の聖地で、ネパール最大のストゥーパ(仏塔)がある。その中心には仏陀の骨が納められ、上部には四方を見渡す仏陀の知恵の目が描かれている。

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タクツァン僧院/ブータン

この僧院に行くのは簡単なことではない。標高3,000mの断崖絶壁に建てられているからだ。ブータン観光のハイライトとされるが、高所恐怖症の人にはあまりおすすめできない。

タウン・カラット/ミャンマー

ポッパ山の中腹にある標高737mの岩山の頂上に、ミャンマーの土着信仰であるナッ信仰の総本山タウン・カラットがある。おとぎ話のような美しさだが、777段の階段を登らなければならないため体力と脚力が必要不可欠。

ワット・ロンクン/タイ

チェンラーイ県にあるワット・ロンクンは、寺全体が真っ白なことからホワイト・テンプルとも呼ばれている。1996年に地元の前衛アーティストが仏教や神話をモチーフにして手掛けた寺院で、近年インスタスポットとして人気を博している。入口から本堂に続く道は地獄がテーマで、無数の手が伸びるまさに地獄絵の装飾がほどこされている。

バガン遺跡/ミャンマー

カンボジアの「アンコール・ワット」、インドネシアの「ボロブドゥール」と並んで世界三大仏教遺跡のひとつに数えられているバガン遺跡。最初のビルマ統一王朝であるパガン朝の都で、約42㎢のエリアに3,000以上の仏塔が点在する。中でも有名なのは、12世紀に建てられたパガン最大のパゴダ(仏塔)、ダンマヤンジーパゴダだ。

嵩山(すうざん)少林寺/中国

1500年以上の歴史を持つ嵩山少林寺は、達磨大師が最初に禅を提唱した場所として、禅発祥の地とされている。また多くの人々にとっては、カンフー発祥の地でもある。

 

ワット・アルン/タイ

バンコク三大寺院のひとつで「暁の寺」を意味し、三島由紀夫の小説の舞台にもなった。アユタヤ時代に創建され、1768年に修復、1824年と1851年にプラプラーン(堂塔)などが増築された。寺院の内部装飾には貝殻や磁器タイルが部分的に使われている。

トゥルナン寺/チベット

チベット自治区の首都ラサにあるチベット仏教の寺院で、ジョカンと呼ばれることも多い。1,400年近くの歴史を持ち、チベット人の精神的な拠り所となっている。国宝級の仏像群が安置され、巡礼地にもなっているため正門前は五体投地(全身を地面に投げ出して礼拝すること)で祈る敬虔なチベット仏教徒で溢れている。

天壇(てんだん)/中国

1420年に築かれた天壇は、歴代の皇帝たちが天へと祈りを捧げた場所。三層の丸い屋根が特徴的な祈年殿は、上部は円形、台部は方形で造られている。内部にある皇帝の王座や極彩色の装飾が施された柱や梁も見逃せない。

東大寺/日本

奈良の大仏でしられる奈良時代創建の寺院。大仏殿は世界最大級の木造建築物で、過去に2度兵火にあい焼失、再建されるも33%縮小された。

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