イメージと大違い?:じつは背が低いハリウッド俳優たち

ダニエル・ラドクリフ(165cm)
ロバート・ダウニー・ジュニア(174cm)
シルヴェスター・スタローン(177cm)
トム・ホランド(169cm)
ジェームズ・マカヴォイ(170cm)
マーク・ウォールバーグ(173cm)
ベン・スティラー(168cm)
ダスティン・ホフマン(166cm)
ジョナ・ヒル(170cm)
アル・パチーノ(167cm)
キット・ハリントン(173cm)
ジャック・ブラック(168cm)
ジェームズ・ディーン(171cm)
ジェイソン・ステイサム(178cm)
ジェット・リー(168cm)
ケヴィン・ハート(157cm)
ジェシー・アイゼンバーグ(171cm)
ウディ・アレン(165cm)
マーク・ラファロ(173cm)
ホアキン・フェニックス(173cm)
トム・クルーズ(170cm)
ドン・チードル(172cm)
イライジャ・ウッド(168cm)
ダニエル・クレイグ(178cm)
マーティン・スコセッシ(163cm)
ジャレッド・レト(180cm)
ダニー・デヴィート(147cm)
ダニエル・ラドクリフ(165cm)

ハリー・ポッターでお馴染みのダニエル・ラドクリフは、『プレイボーイ』紙のインタビューで、これまで身長の低さでしりごみをしたようなことは一度もないと語っている。「兵士の役も演じられますよ。海兵隊員に求められる最低の身長は5フィート(約152cm)ですが、僕はそのラインをゆうに上回っています」

ロバート・ダウニー・ジュニア(174cm)

マーヴェル・シネマティック・ユニヴァースのかなめでもあるロバート・ダウニー・ジュニア。身長は174cm。しかし、映画情報メディア「Screen Rant」によると、アイアンマンのスーツを着るとそこから一挙に20cmも背が高くなり、195cmほどに達するという。

シルヴェスター・スタローン(177cm)

ロッキー・バルボアとジョン・ランボーの役でおなじみのシルヴェスター・スタローン。177cmという身長はアメリカ合衆国(白人・黒人)男子の平均である178cmにわずか及ばないが、その存在感は抜きん出ている。

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トム・ホランド(169cm)

「スパイダーマン」で有名なイギリスの俳優、トム・ホランド。カメラマンの近くに寄ることで共演者との身長差を悟らせないようにしていたという。ガールフレンドのゼンデイヤ(身長178cm)はトム・ホランドよりもずっと背が高いが、二人の身長差について「どうでもよいこと」だとコメントしている。

ジェームズ・マカヴォイ(170cm)

テレビドラマ『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』や映画『X-MEN』シリーズをひととおり観て、ジェームズ・マカヴォイの身長があと少し高ければもっといい作品になるのにな、と思う人はまずいないだろう。それでも、マカヴォイは『テレグラフ』紙の取材に対し、これまで身長を理由に役を断られたことが幾度もあると語っている。

マーク・ウォールバーグ(173cm)

ヒップホップグループ、マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチの「マーキー・マーク」として出発したマーク・ウォールバーグは、自ら作詞した曲「Good Vibrations」の歌詞どおり健康体を維持している。映画『ザ・ファイター』でプロボクサーを演じていても、『トランスフォーマー』で大暴れしていても、170cmという身長が足を引っ張ることはない。

ベン・スティラー(168cm)

コメディのスター俳優、ベン・スティラーの忘れがたいキャラクターは、たとえば映画『ズーランダー』シリーズなどで堪能できる。エマ・ストーンと並んだこの写真を見ると、ベン・スティラーがずいぶん小柄に見えるかもしれない。だが実際はそこまで小柄ではない。というのも、エマ・ストーンは相当かかとの高いハイヒールを履いているのだ。

ダスティン・ホフマン(166cm)

『トッツィー』や『レインマン』におけるダスティン・ホフマンの演技を見ると、身長の低さはむしろ武器となっており、ユニークな魅力をぐっと凝縮させていることがわかる。ロバート・デ・ニーロはかつてダスティン・ホフマンについて、「平凡な人のようでいて、どきっとするくらい人間味を出すことができる役者」と評したことがある。

ジョナ・ヒル(170cm)

『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で知られるジョナ・ヒルは、Netflix制作のドキュメンタリーで、身長ではなく体重のことを気に病んでいると明かしている。これまでも本格的なダイエットに何度か挑戦してきたという。そんなジョナ・ヒルはファンに対して、「僕のボディ・イメージについてとやかく言うのはよしてくれ。何の役にも立ちはしないし、僕の機嫌を損ねるだけだから」と訴えた。

アル・パチーノ(167cm)

山椒は小粒でもピリリと辛い、という形容がしっくりきそうなアル・パチーノ。マイケル・コルレオーネや(『ゴッドファーザー』)トニー・モンタナ(『スカーフェイス』)といった役がすぐに思い浮かぶ。だが実は、背の低さのせいで『ゴッドファーザー』に出られなかったかもしれなかったという。アル・パチーノ本人が2017年に語ったところによると、当初パラマウントのプロデューサー陣はマイケル・コルレオーネ役にロバート・レッドフォードのような長身タイプを所望していた。その役がアル・パチーノに決まったのは、フランシス・フォード・コッポラ監督の強いリクエストがあったためだ。

キット・ハリントン(173cm)

テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョン・スノウ役で知られるキット・ハリントン。身長はともかくアクションで魅せる。Wikipediaはキット・ハリントンの身長を173cmとしているが、『Jezebel』誌の調査によると実際はもっと低く、167cmほどだとか。

ジャック・ブラック(168cm)

『スクール・オブ・ロック』で元気一杯にロックギターをかきならすジャック・ブラック。周囲を巻き込むそのエナジーは彼を実際よりも大きく見せている。ジャック・ブラックは『愛しのローズマリー』でグウィネス・パルトローと共演しているが、こちらの映画は太った女性を揶揄することの業(ごう)について、観客に考えさせる作品となっている。

ジェームズ・ディーン(171cm)

短くも鮮やかな人生を駆け抜けたジェームズ・ディーンは、その才能とカリスマによって記憶されている。彼の身長は当時のアメリカ人の平均をやや下回る171cmだったのだが。

ジェイソン・ステイサム(178cm)

『アドレナリン』や『トランスポーター』といったアクション映画で知られるジェイソン・ステイサム。ステイサムのダイナミックな存在感は、主役を演じるにあたって平均的な身長が大した問題にならないことを証明しているかのようだ。交際相手であるロージー・ハンティントン=ホワイトリーはハイヒールを履くと彼よりも背が高くなるが、それでもレッドカーペットにおけるステイサムの求心力はびくともしない。

ジェット・リー(168cm)

武術家・アクション俳優であるジェット・リーは、強烈なパンチを繰り出すのに大柄な体躯はとくに必要ではないことを身をもって示している。

ケヴィン・ハート(157cm)

俳優・コメディアンのケヴィン・ハートは、情報番組『Entertainment Tonight』に出演したとき、自分はつねに周囲の人よりも背が低かったと明かしている。そこで、成長するにつれて、認められるには面白いやつになるしかないと考えるようになったそうだ。「背の低い子供は人を笑わせるか、さもなければケンカをふっかけて力ずくで自分を認めさせるしかありません」と、ケヴィン・ハートはホスト役のナンシー・オデールに語っている。「僕はケンカはからっきしだったので、周りの人たちを笑わせるよりほかに選択肢がありませんでした」

ジェシー・アイゼンバーグ(171cm)

『ソーシャル・ネットワーク』でマーク・ザッカーバーグの役を演じ、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でレックス・ルーサーを演じたジェシー・アイゼンバーグの才能は相当に際立っているので、身長が多少低かろうとまったく気にならない。

ウディ・アレン(165cm)

ウディ・アレンのコミカルかつ神経質なキャラクターには、小柄な体躯がしっくりきている。『ボギー! 俺も男だ』の次のセリフには、ウディ・アレンの自虐的ユーモアとその裏返しの自負心が読み取れる:「僕は背丈もほどほどに低いし、顔もほどほどに見苦しいから、自分の力で成功を掴むことができるのさ」

マーク・ラファロ(173cm)

超人ハルクに変身していないときのマーク・ラファロは、アメリカ人(白人・黒人)男性の平均身長よりやや低い。

ホアキン・フェニックス(173cm)

『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』や『ジョーカー』でホアキン・フェニックスが演じている役について言えば、身長はそれほど重要なディティールではない。だが、彼が主演をつとめたリドリー・スコット監督の新作『ナポレオン』では、身長の低さがキャスティングの決め手の一つになっている。ナポレオンは169cmで、現在の基準からいうと背がやや低いからだ。もっとも、ブリタニカ百科事典によると、ナポレオンは当時のフランス人男性のなかでは平均か、あるいは平均を多少上回るくらいの背丈だったとか。

トム・クルーズ(170cm)

『トップガン』や『ミッション:インポッシブル』シリーズを見るかぎり、あまり身長が高すぎてもコックピット内で窮屈だろうし、俊敏なアクションや狭い通路の通り抜けなどに支障が出そうである。とするとトム・クルーズの身長はパイロットやスパイとしては理想的なのかもしれない。ただ、元妻のニコール・キッドマンは彼と離婚するときに強烈なあてこすりを放っている:「ああ、これでやっとヒールのある靴が履けるわ」

ドン・チードル(172cm)

『ホテル・ルワンダ』から『アイアンマン』シリーズまで、ドン・チードルは背筋をまっすぐ伸ばした演技が印象的で、やや小柄ながらも凛とした存在感をたたえている。

イライジャ・ウッド(168cm)

イライジャ・ウッドは『ロード・オブ・ザ・リング』のホビット(フロド・バギンズ)役を演じている。その低めの身長はホビット役にふさわしいが、『ロード・オブ・ザ・リング』では特殊効果を使って実際よりもさらに背を低く見せているという。

ダニエル・クレイグ(178cm)

ジェームズ・ボンドを演じた歴代の役者のなかで、ダニエル・クレイグは最も背が低い。しかし、彼が提示した新鮮なジェームズ・ボンド像は、たとえば『007/カジノ・ロワイヤル』などで実に格好良く決まっていた。

マーティン・スコセッシ(163cm)

小柄なマーティン・スコセッシからは人懐っこさがにじみ出ているようだ。監督という厄介な仕事はカリスマだけではつとまらないのだ。

ジャレッド・レト(180cm)

『ダラス・バイヤーズ・クラブ』などへの出演やバンド活動(サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ)まで、ジャレッド・レトはマルチな才能を発揮している。その身長については諸説あるが、スクリーンでは180cmより高く見えることも。

ダニー・デヴィート(147cm)

ダニー・デヴィートの身長が低いのは(147cm)、骨の成長に影響を与える病を患っているからだ。CBSの取材に対して、「悩んだのは女の子のことだね」と打ち明けている。ティーンエイジャーだったころ、デートといえばダンスが定番だったので、彼はソロで上手く踊れるように練習したという。女の子とのペアダンスを避けたのだ。しかしやがて変な気負いがなくなり、「すっごく大きな女の子」と一緒にダンスするのもまったく苦にならなくなったとのこと。

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