愛犬の気持ちを確かめよう:飼い主に示す5つの愛情表現とは
歴史を紐解けば、人類はさまざまな動物と密接な関係を築いてきたことがわかる。そのなかでも犬は、何世紀にもわたって人間の忠実なパートナーであり続けている。
犬が飼い主に向ける感情は、どのように知ることができるのだろうか。犬の愛情表現について詳しく見ていこう。
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ウェブサイト『Scientas』が紹介する最新の研究によれば、約1万8000年前、すでにヨーロッパの狩猟採集民がオオカミを家畜化していたことが明らかになっている。このオオカミが現在の犬の先祖になったようだ。
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カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者ロバート・ウェインは、古代のヨーロッパオオカミは犬と遺伝子的に近縁種であったと説明している。
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では、犬が飼い主に見せる5つの愛情表現を順番に紹介していこう。
犬が飼い主を見つめる行動は愛情を示している。この行動は、ダックスフンドや牧羊犬、ゴールデンレトリバーなどの犬種に多いようだ。
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飼い主のそばに寄り添ってくるのも犬の愛情表現の一つだ。群れでの行動を基本としてきた犬は、誰かといることを必要としているのかもしれない。
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飼い主が離れるのを嫌がることは、犬の愛情の表れだと誤解されがちである。しかし、実際には、愛犬をしばらく自由にしておけるのは、飼い主が戻ってくるはずだという犬からの信頼の表れであり、愛情表現の一つなのだ。
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危険を察知すると、愛犬は飼い主を心配してくれる。これも愛情表現の一つだろう。しかし、犬が飼い主を守ろうとするのは、飼い主を頼りないと感じている証拠でもあるようだ。どんな状況でも信頼できる飼い主だと示すことも必要かもしれない。
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犬は本能から、飼い主の気分を察知することができるという。落ち込んだときや悲しみに暮れているとき、犬が全力で寄り添い、元気づけようとしてくれることがある。犬がそういった態度をとるのは、飼い主への深い愛情の表れであることは間違いない。
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