海外で働きたい方必見:おすすめの移住先ランキングTOP10
海外で働きたいと思ったら、どこを移住先に選ぶかは大きな決断だ。世界は広く、候補となる都市はいくつも考えられる。しかもチェックすべきポイントは多い。
そこで海外移住情報サイト「InterNations」が毎年発行しているレポート「Expat Insider」では、「外国人として居住するのに最適な都市」ランキングが公開されている。前49都市から上位10位を見てゆこう。
写真:Unsplash - Artem Sapegin
ランキングのトップは、スペインのマラガだ。地中海岸のリゾート地、コスタ・デル・ソルの中心地にあたるマラガは、バカンス先から永住の地へと変わりつつある。
マラガが1位になっている理由としては、現地の人々がとてもフレンドリーであること、地中海に特有の温暖な気候や豊かな自然環境、高度な医療サービス、そして地元経済が成長中であることなどが挙げられる。食べ物がおいしいことも忘れてはならない。
マラガと同じく地中海沿岸にあるアリカンテが、ランキングの2位につけている。マラガより下位になっている理由は、外国人が就ける仕事が比較的少ないからだ。首尾よく職にありつけたとしても、自由度や柔軟性に乏しいという。
写真:Unsplash - Sara Ruffoni
とはいえ、アリカンテが移住者にとって非常に魅力的な都市であることは間違いない。高度な医療サービスにもアクセスでき、レジャー施設もたくさんある。気候や周囲の自然環境にも恵まれており、2位に選ばれているのはだてではない。
写真:Unsplash - Paulo Cardoso
バレンシアが3位にランクインし、1位から3位までをスペインの都市が占める結果となった。バレンシアはスポーツレジャーの選択肢が多く、医療の面でも安心していられる。
写真:Unsplash - Travelnow or Crylater
海外からバレンシアに移住してきた人は、勤め先での昇進はあまり望めないが、そのかわり家族との時間はたっぷりとれる傾向にあり、多くの人がそのような生活に満足しているという。生活費や家賃も手頃で、地元民も社交的でフレンドリーだとか。
写真:Unsplash - Veres Szilard
ラス・アル=ハイマ首長国の首都ラス・アル=ハイマは、ここ4年間で人口がほぼ4倍にふえ、観光都市から住むための都市に変わりつつある。交通の便に恵まれ、スポーツ施設なども充実しているおかげだ。
写真:Unsplash - Mostafa Ashraf Mostafa
2007年、アブダビの人口は90万人に満たなかったが、現在では400万人をかぞえている。アブダビはここ数十年で最も経済が成長し、街の発展にともなって住み心地が向上した都市のひとつである。
写真:Unsplash - Gamze Teoman
スペインの首都、マドリード。ランキングの1位から3位までを占めたのは同じスペインでも地中海沿岸の都市だったが、マドリードはスペイン内陸の都市である。公共サービスが手厚く、海外からの移住者にとってもジョブチャンスが増えつつあるようだ。
写真:Unsplash - Florian Wehde
メキシコの首都メキシコ・シティは人口が900万人と過密しているが、それだけ活気にあふれているとも言える。美食やレジャーはもとより、すぐれたアートを楽しめるのもこの都市の大きな強みだ。
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赤道直下の都市、クアラルンプール。気候は一年を通して23℃から34℃のあいだで変動しており、天気も良くて過ごしやすい。マレーシアはコンスタントな成長を続けており、経済は活況を呈している。
写真:Unsplash - Yong Chuan Tan
バンコクは「眠らない街」としてニューヨークと肩を並べるほどである。1,000万人以上の人口を抱えており、夜遊びの選択肢は無数にある。
写真:Unsplash - Florian Wehde
オマーンの首都マスカットは、わずか15年足らずで人口76万人から450万人以上へと急成長を遂げており、すでに世界有数の経済都市の仲間入りを果たしている。住み良さの点でも他の都市にひけをとっていない。
写真:Unsplash - Hongbin
ちなみに東京に関しては、49の都市のなかで26位につけている。