2024年総まとめ:小説が原作の人気配信ドラマ(Netflix、Max、Apple TV+、Prime Video)
2024年も一年を通してさまざまなベストセラー小説が映像化され、ドラマシリーズとして高い人気を博した。その中でも選りすぐりの14作品を見ていこう。
写真:Netflix
Netflixで配信開始された『百年の孤独』は1982年にノーベル文学賞を受賞したコロンビア人作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスの世界的ベストセラー小説を映像化したものだ。
写真:Netflix
『百年の孤独』は神秘的な村マコンドを舞台に、7世代にわたるブエンディア一族の興亡にまつわる物語だ。ローラ・モーラとアレックス・ガルシア・ロペスが監督を、ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子、ロドリゴとゴンサロが製作総指揮を務めている。
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『偽りの銃弾』は米作家ハーラン・コーベンの同名推理小説が原作。元軍人のマヤが自宅の監視カメラで、数週間前に亡くなった夫の姿を発見するところから物語が始まる。
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『リプリー』はパトリシア・ハイスミスの小説『太陽がいっぱい』を、モノクロノワール調で映像化した作品。主人公のトム・リプリーは以後4作に渡って小説に登場するため、興味のある人は原作を読んでみるのも面白いかもしれない。
写真:Netflix
本シリーズは『デューン』原作者の息子であるブライアン・ハーバートが手がけた小説『Sisterhood of Dune』を基にしており、SF超大作『デューン』の1万年前を描いた前日譚である。
写真:Max
中国出身のSF作家、劉慈欣(りゅう・じきん)が手がけた『三体』が待望の映像化。時空を駆ける壮大なスケールで、科学者たちが人類存亡の危機に立ち向かっていく物語である。
写真:Netflix
カール・ハイアセンによる同名小説が原作。刑事を首になり衛生検査官になった主人公が、元の仕事を取り戻そうと奮闘する物語である。
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『シンパサイザー』はベトナム系アメリカ人作家ヴィエト・タン・ウェンが2015年に発表し、ピューリッツァー賞を受賞した同名小説が原作だ。ベトナム戦争に巻き込まれる共産主義者の二重スパイについての物語である。
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本作の原作はジャニス・Y・K・リーによる世界的ベストセラー小説。香港で暮らす3人のアメリカ人女性駐在員の人間模様を全6話で描いている。
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デイヴィッド・ニコルズの同名小説が原作。1988年の卒業式の夜に初めて言葉を交わしたエマとデクスターの、その後の毎年7月15日だけを切り取ったラブストーリー。
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ホリー・ジャクソンの同名小説を映像化。学校で起きた怪事件の真相を突き止めようと、ひとりの生徒が謎解きに乗り出す。
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ブレイク・クラウチの同名ベストセラー小説が原作であり、平穏な人生を送っていた主人公が、ある日突然パラレルワールドへと連れ去られる不可思議なスリラー。
写真:Apple TV+
トレント・ダルトンの同名小説がドラマ化。1980年代のオーストラリア・ブリスベンを舞台に、少年イーライが家族の危機と人生の過酷な現実に立ち向かう成長物語である。
写真:Netflix
ホリー・ブラックによる子供向け人気小説、『スパイダーウィック家の謎』が待望のドラマ化。古びた邸宅に引っ越した3人の姉弟が、一冊の謎の書を巡って繰り広げる大冒険譚である。
写真:Prime Video
リシャルト・カプシチンスキの著書『皇帝ハイレ・セラシエ —エチオピア帝国最後の日々』にインスピレーションを得て製作された作品。ケイト・ウィンスレットが主演を務め、中欧にある架空の国を舞台に、国内の混乱から独裁政権の崩壊へと至る様子を詳細に描いている。
写真:Max