80年代のスクリーンを彩った往年の女優・俳優たち
一世を風靡したTVドラマ『Fame』で活躍したロリ・シンガー。映画『フットルース』では、ケヴィン・ベーコンとの共演も果たしている。
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80年代コメディーの大物といえば、カナダ人俳優のジョン・キャンディ。『おじさんに気を付けろ!』『ホリデーロード4000キロ』『スプラッシュ』『大災難P.T.A.』をはじめ多数の作品に出演したのち、1994年に43歳の若さでこの世を去ってしまった。死因は心臓発作だった。
ジェニファー・グレイのヒット作は『ダーティ・ダンシング』1本といって差し支えないが、それだけで十分なほど素晴らしいパフォーマンスを披露している。
『恋する人魚たち』や『ロジャー・ラビット』といったいかにも80年代らしい映画に登場し、世界的な成功を収めたボブ・ホスキンス。英国出身だがハリウッドでも大活躍した。
同じく『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』に出演したケイト・キャプショー。同作品の監督だったスティーヴン・スピルバーグと結婚したが、スクリーンからは遠ざかることとなってしまった。
『アフター・アワーズ』と『フーズ・ザット・ガール』でコメディ俳優としての才能をいかんなく発揮。
1982年の『ブレードランナー』でヒロインを演じたダリル・ハンナ。1984年の『スプラッシュ』では、トム・ハンクス演じる主役が恋してやまない人魚になりきったほか『ウォール街』(1987)や『マグノリアの花たち』(1989)でも忘れがたいイメージを残すなど、まさに80年代のアイコンだった。その後、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』でスクリーンに復帰、隻眼の暗殺者を好演してサターン賞を勝ち取った。
フィービーの腕に抱えられているのは皆様ご存じ”グレムリン”。隣で笑みを浮かべているのは、やはり80年代を代表するスターのザック・ギャリガンだが、『グレムリン』以降はあまり振るわなかった。
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドは『コーマ』『チューズ・ミー』『タイトロープ』など80年代の名作にひっぱりだこだったジュヌヴィエーヴだが、それ以前から目覚ましいキャリアを築き上げていたのも事実だ。
『ミスター・アーサー』(1981)で人々を大笑いさせた故ダドリー・ムーアだが、プライベートではいささか羽目を外し過ぎる嫌いも。ちなみに、隣に写っているのはライザ・ミネリ。
『フラッシュダンス』で鮮烈なデビューを果たした後、『親愛なる日記』でイタリア人監督ナンニ・モレッティに抜擢されたほか、最近ではTVドラマ『Lの世界 ジェネレーションQ』でジェニファーの姿を見ることができる。
『ポリスアカデミー』シリーズでケーリー・マホーニー役を演じたスティーヴ・グッテンバーグ。出演作のコメディ映画『スリーメン&リトルレディ』も人気を博した。
写真:シャロン・ストーンとともに『ポリスアカデミー4/市民パトロール』のプロモーションを行うスティーヴ・グッテンバーグ
多数の映画に出演しているカレン・アレンだが、はまり役は何といっても「インディ・ジョーンズ」シリーズの『レイダース/失われたアーク 《聖櫃》』のマリオン役だろう。
『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』で知られるアンドリュー・マッカーシー(写真右)だが、『セント・エルモス・ファイアー』や『バーニーズ あぶない!?ウィークエンド』での演技も忘れがたい。映画『マネキン』では、キム・キャトラルと共演している。このように80年代当時はひっぱりだこだったアンドリューだが、今では覚えている人も少ないことだろう。
写真:『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』より、ジョン・クライヤー(左)、モリー・リングウォルド(中央)、アンドリュー・マッカーシー(右)
映画『白いドレスの女』ではファム・ファタールぶりを見せつけたキャスリーン・ターナーだが、『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(ゴールデングローブ賞を獲得)や『ナイルの宝石』ではコミカルな役もこなしている。
この写真でキャサリン・ターナーの隣に写っているのは、80年代の映画・TVを象徴する女優、キム・ジマーだ。代表作は、映画『白いドレスの女』(写真)やTVドラマ『ガイディング・ライト』など。ご存じない方のために付け加えると、キムは映画史に忘れがたい印象を残した名女優だ。
先ほど登場したモリー・リングウォルドは『ブレックファスト・クラブ』(1985)と『プリティ・イン・ピンク』(1986)で大ブレイク、80年代の少女たちの手本となった。
テリー・ガーを覚えているだろうか?『ヤング・フランケンシュタイン』に出演したほか、『未知との遭遇』や『トッツィー』でも視聴者を沸かせた名女優だ。
TVドラマ『チアーズ』で有名なシェリー・ロング。『マネー・ピット』でトム・ハンクスと共演を果たしているだけあって、ご存じの方も多いのでは?
『ベスト・キッド』で知られるラルフ・マッチオは、実は『アウトサイダー』にも出演していた。若きマット・ディロンとC・トーマス・ハウエルと共演しているのだが、おわかりになるだろうか?
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』のボンドガール役で知られるバーバラ・カレラは、TVドラマ『ダラス』にも出演していた。
80年代を代表する色男、マイケル・パレ。『ストリート・オブ・ファイヤー』で世界中のファンを魅了した。
スーパーマンの恋人として世界中を沸かせたマーゴット・キダー。
主演兼監督のジーン・ワイルダーの隣で写真に収まる『ウーマン・イン・レッド』ことケリー・ルブロック。プライベートでは、スティーヴン・セガールと結婚していたこともある。
『ザ・フライ』で80年代の顔となったジェフ・ゴールドブラムだが、90年代の『ジュラシック・パーク』や、2022年に公開されたばかりの『ソー:ラブ&サンダー』にも出演しているため、ご存じの方も多いだろう。
ブルースバンド「ブルース・ブラザーズ」のリードボーカル、ジョン・ベルーシ(左) はスクリーンの外でもアナーキーな生活を送っていたが、薬物の過剰摂取により若くしてこの世を去ってしまった。
80年代の憧れの女性だったレスリー・アン・ウォーレン。ミュージカルコメディー『ビクター/ビクトリア』(写真:1982)でアカデミー助演女優賞にノミネートされたほか、1984年にも『ソングライター』でゴールデングローブ賞にノミネートされている。『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』でヒロイン役をオファーされたが辞退してしまったため、キャスリーン・ターナーが代役を務めることとなった。
『青い珊瑚礁』(1980)のイケメン俳優、クリストファー・アトキンズ。ところで、クリストファーの隣に佇んでいるのが誰かおわかりだろうか?若き日のロリ・ロックリンだ。
80年代といえば『青い珊瑚礁』のブルック・シールズを忘れることはできない。ちなみに、今でもTVドラマを中心に活躍を続けている。
ブルック・シールズ(写真右)、スーザン・サランドン(同中央) の背後に写っているのは若き日のキース・キャラダイン。今ではTVシリーズ『デクスター 警察官は殺人鬼』(2007-2009)でおなじみだが、70~80年代には『ナッシュビル』や『ロング・ライダーズ』で活躍するハリウッドスターだったのだ。
『プライベート・ベンジャミン』でヒロインを演じたゴールディ・ホーン(写真)。80年代の初めには大女優としてすでに様々な役に取り組んでいたが、彼女の真髄はコメディにあると考える人も多いことだろう。
ジョナサン・キー・クァンは『グーニーズ』や『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』に子役として出演し、話題をさらった。
80年代になるころには、すでに大スターとして引っ張りだこ。『M★A★S★H マッシュ』で”ホークアイ”ことピアース大尉を演じたほか、ウディ・アレン監督のお気に入り俳優として何度も起用されている。
TVドラマ『ホテル』のほか、SFドラマ『ザ・グレイテスト・アメリカン・ヒーロー』に出演していたことで知られるコニー・セレッカ。
『ホワイトナイツ/白夜』では、ライオネル・リッチーの「セイ・ユー、セイ・ミー」のメロディーに乗せて華麗なダンスを披露したグレゴリー・ハインズ(写真左)。しかし、共演ダンサーのミハイル・バリシニコフ(同右)も忘れがたい。こちらは2000年代の『セックス・アンド・ザ・シティ』で、主人公キャリー・ブラッドショーの恋人アレクサンドロ・ペトロフスキー役としてスクリーンに舞い戻って来た。
『コミ・カレ!!』のヒットでTVドラマに欠かせない俳優となったが、『スーパー念力マン』(写真)や『ボールズ・ボールズ』『ホリデーロード4000キロ』をはじめ、あまたの映画に出演していた。
『愛と青春の旅だち』で一躍スターとなったデブラ・ウィンガー。写真は『アーバン・カウボーイ』でジョン・トラボルタと共演するデブラ。
俳優・脚本家・監督として広く活躍してきたハロルド・レイミス(前列)だが、代表作は何といっても『ゴーストバスターズ』シリーズ。背後に写っているのはビル・マーレイとダン・エイクロイドだ。
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