王族やセレブたちの結婚式：華麗なウェディングスタイル45選

英国のヘンリー王子と結ばれたメーガン・マークル妃がウェディングに着用したのはジバンシィのモダンでミニマムなデザインのドレス。世界中の女性のため息と羨望をさそった。

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アメリカの女優ナタリー・ウッドは上から下までレースをふんだんに使ったミディ丈のウェディングドレスで式を挙げた。

1993年、世紀の歌姫はソニー・ミュージック社長トミー・モトーラと結婚。「ヴェラ ウォン」のゴージャスなアイボリーカラーのドレスで登場し、多くの人から祝福を受けた。

2011年4月、英国のウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンとのロイヤルウェディングが盛大に開かれた。未来の王妃のドレスデザインを手掛けたのはアレキサンダー・マックイーンのクリエイティブ・デザイナーであるサラ・バートン。華麗なロングスリーブドレスがキャサリン妃の魅力を引きたてた。

イタリア出身のインフルエンサーで起業家のキアラ・フェラーニは歌手のフェデスと結婚。ロイヤルのようにクラシカルな雰囲気の、ディオールのオートクチュールドレスに身を包んだ。フランスのエレガンスとイタリアの魅力をひとつにしたドレスはレースのトップとチュールのアンダー、そしてたっぷりとしたトレーンが特徴。

写真：Instagram @chiaraferragni

のちにアメリカ大統領となるジョン F. ケネディとジャクリーンという伝説のカップルは、1953年9月12日に豪華な結婚式を挙げた。新婦ジャクリーンが着用したのは黒人オートクチュールデザイナーのアン・ロウが手がけたシルクタフタの崇高なドレス。オフショルダーでネックラインが美しいデザインは、今日も多くの花嫁に選ばれている。

2019年6月19日に歌手のジョー・ジョナスと結婚した米女優ソフィー・ターナーは、挙式の数日後にSNSのアカウントを通じてウェディングドレスを公開。ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールが手がけたロングスリーブのエレガントな一着だ。

写真：Instagram @sophiet

インフルエンサーで実業家のキム・カーダシアンは、2014年にラッパーのカニエ・ウェストと結婚。ウェディングでは優雅なレースで仕立てたロングスリーブのジバンシィのドレスを身にまとった。

写真：Instagram @kimkardashian

スウェーデンのカール・フィリップ王子とゴールインした平民出身のソフィア・ヘルクビスト妃。元モデルという美しさを引き立てるシンプルかつ堂々たる装いで人々を魅了した。

2019年9月30日にジャスティン・ビーバーと挙式したヘイリー。2021年に急逝したヴァージル・アブロー（Virgil Abloh）が手掛けたウエディングドレスは、オフショルダーに大きく開けた背中、ロングスリーブと透け感のある長いトレーンが印象的だ。

写真：Instagram @haileybieber

ルイジアナ州ニューオーリンズで結婚式を挙げた米国のシンガーソングライター、ソランジュ・ノウルズ。ステファン・ローランの純白のケープとジャンプスーツというユニークなスタイルで話題になった。

米女優ナタリー・ポートマンは純白のAラインドレスを身につけ、振付師のベンジャミン・ミルピエと出身国であるイスラエル式の結婚式を挙げた。

写真：『スター・ウォーズ エピソード2/ クローンの攻撃』

1956年4月19日、モナコのレーニエ王子と結婚したグレース・ケリーが身につけたのは、衣装デザイナーのヘレン・ローズが手がけたアンティークレースやパールをあしらったハイネックのドレス。現在もセレブたちのお手本となっている。

1971年、ローリングストーンズのミック・ジャガーと長年の恋人ビアンカは南仏で結婚式を挙げた。新婦はイヴ・サン・ローランの白のツーピースを着用して話題をさらった。

1959年12月21日、イラン最後の国王モハンマド・レザ・パフラヴィーの3番目の妻となったファラ・ディバ。ペルシャのモチーフが銀糸でほどこされたイヴ・サンローランのドレスに、ハリー・ウィンストンがデザインした重さ約2キロ（！）のダイヤモンドのティアラを着用した。

2014年にヴェネツィアでジョージ・クルーニーと民事婚を挙げたアマル。たぐいまれな美貌と優れたセンスで知られるアマルはパンツスタイルという大胆なスタイルを選択、その後長くトレンドとなった。

アメリカのバーレスクダンサー、ディタ・フォン・ティースは2005年にマリリン・マンソンと結婚。アイルランドで行われた挙式ではヴィヴィアン・ウエストウッドによるシルク製のパープルのタフタドレスで誓いを立てた。

映画『キル・ビル』で血まみれのシーンを演じたユマ・サーマン。そのしばらく前には純白のウェディングドレスで式を挙げている。

写真: キル・ビル

1967年5月1日にラスベガスでエルヴィス・プレスリーと結婚したプリシラ。「キング・オブ・ロックンロール」との結婚を間際まで秘密にしておくため、プリシラは名前を伏せてドレスブティックに出向いたという。最終的に新婦が選んだのは、パールをあしらったクラシックなロングスリーブドレスだった。

映画『ゴッドファーザー』のアポロニア・コルレオーネ役で知られる女優、シモネッタ・ステファネッリの結婚式も多くの人のあこがれだ。シチリアに伝統的な純白のそして少々過度な装飾が施されたドレスで人々のため息を誘った。

米俳優のデビッド・キャラダインとリンダ・ギルバートが結婚したのは1970年代のこと。デビッドはラフなジャケット、リンダはベルベットの上下でフラワーチルドレンらしさ全開だ。

スコットランドの伝統衣装をまとった父親に手を取られ、ジョン・スノーことキット・ハリントンとの結婚式に向かうローズ・レスリー。『ゲーム・オブ・スローンズ』で活躍したローズはレース地にフラワーモチーフをあしらったロマンチックなスタイルで幸せな花嫁となった。

2018年10月にザック・ポーゼンのウェディング・ドレスでジャック・ブルックスバンクと結婚式を挙げたユージェニー王女。英国王室の結婚式にふさわしく品のあるロングスリーブの品のあるドレスで、バックが大きく開いているのは12歳のときに受けた手術の跡をかくさないという王女の意向を反映したもの。

女優兼歌手のバーブラ・ストライサンドが結婚式を挙げたのは1968年。当時を象徴するヒッピーブームがウェディングドレスにも反映されている。

スコットランドの歌手ルルは真冬のさなかにモーリス・ギグと結婚式を挙げた。そのため雪の女王のコートのようなウェディングスタイルに。ウィンターシーズンに挙式を考えている方はぜひ見習ってはいかが。

イタリアの女優ソフィア・ローレンは1966年4月9日にプロデューサーのカルロ・ポンティと結婚、死別まで約40年間連れ添った。

マーガレット王女は英国王室の伝統にしたがい、控えめな装飾のクラシカルなドレスで1960年に結婚式を挙げた。新郎は写真家でデザイナーのアントニー・アームストロング＝ジョーンズ（初代スノードン伯爵）。

フランク・シナトラと結婚した米女優、エヴァ・ガードナー。自分らしさを大切に、今日ではヴィンテージと呼ばれるドレスを着用した。

1981年にチャールズ皇太子とのロイヤルウェディングに臨んだダイアナ妃はまさに息をのむようなドレスを身につけていた。 1万個のパールをあしらったパフスリーブのタフタドレスに8メートル近いトレーン、さらにあまり知られていないがその内側には18金の小さな蹄鉄チャームが縫い付けられていた。

1959年、見事なチュールとレースのドレスをまとい、夫で舞台美術家のトニー・ウォルトンに腕をとられたイギリスの女優ジュリー・アンドリュース。

デビー・レイノルズは白いグローブをはめて結婚式に臨み、式が終わるまでそれを外さないうというクラシカルな習慣を守った数少ないセレブの1人。

サラ・ジェシカ・パーカーはヴィヴィアン・ウエストウッドのドレスに青い羽をアクセントにして、個性的なブライダルルックを演出。

長年の愛を実らせたカミラ・パーカー・ボウルズとチャールズ皇太子の結婚式の日には、二人の姿を一目見ようと多くの人が沿道に詰めかけた。ウィンザー城で行われた民事婚では、新婦は白の装いに華麗な帽子をあわせた。

2018 年、元ミス・ワールドでインド出身の女優プリヤンカー・チョープラーは米俳優ニック・ジョナスと結婚。花嫁が用意した4着のドレスのうち1枚がこちら、緻密な装飾が美しいゴールドのドレスに、一面にスパンコールを施したヴェールを肩から流しかけた。

2010年6月19日、スウェーデンのヴィクトリア皇太子はジム経営者で元パーソナルインストラクターのダニエル・ウェストリングと結婚した。式ではスウェーデンのファッション デザイナー、パール・エングスヘデンが制作したボートネックのサテンドレスをまとい、王家に伝わるゴールのティアラを着用した。

エリザベス女王の結婚式でも英国王室メンバーの女性が結婚するときにみられる控えめなスタイルが採用された。しかも、第二次世界大戦後の不況の折、ドレス生地も配給券で購入しなければならなかったという。

1954年にメル・ファーラーと結婚したオードリー・ヘップバーンは、その華奢な魅力を引きたてるピエール・バルマンのドレスを着用。閉じた胸元にハイネック、優雅なパフスリーブにミディ丈のドレスは1950年代のトレンドとなった。ヘアには白バラの髪飾りをあしらっている。

米女優のエヴァ・ロンゴリアは2007年7月にNBA選手のトニー・パーカーと民事婚を挙げ、シャネルのピンクのミニドレスを着用した。エヴァらしいオリジナリティあふれるセレクトは大成功。

シャルレーヌ公妃は民事婚の場ではスカイブルーのスーツを着用。ヴァージンロードを歩くときには、マーメイドカットのボートネックドレスに壮麗なシルクのヴェールをまとった。デザインはジョルジオ・アルマーニ。

ポール・ニューマンと結婚した女優のジョアン・ウッドワードは、ロングスリーブに襟のついた控えめな白いドレスを着用した。彼女にぴったりのルックスで、その後二人は50年にわたり連れ添った。

花嫁はショート丈ではダメなんて誰が決めたのだろう。精神科医アンドレア・ドッティとの結婚式で、オードリー・ヘプバーンはジバンシィのピンクのミニドレスでそれまでの慣習を打ち破ってみせた。

パリス・ヒルトンの妹ニッキー・ヒルトンは、ジェームス・ロスチャイルドとの結婚にあたり、ヴァレンティノの壮麗なレースドレスで愛を誓った。

アメリカの女優ローレン・バコールは生涯の恋人であるハンフリー・ボガートと結婚。スタイリッシュなスーツでケーキにナイフを入れた。

ステファニー・ド・モナコは、モナコ公室のボディガードを務めていたダニエル・デュクリュエと1995年7月1日に結婚。伝統的なロングドレスは封印し、モダンなショート丈のホワイトドレスで愛を誓った。

『マンマ・ミーア』出演等で知られる米女優アマンダ・サイフリッドのウェディングドレスは、チュールとサテンのリボンが華やかなファンタジー性あふれる一着。

エリザベス・テイラーのウェディングドレスの中でおそらくもっともよく知られた一枚。このときわずか18歳のエリザベス・テイラー、たっぷりしたアイボリーサテンに真珠とレースをあしらったドレス姿を披露した。