花の都パリの知られざる観光スポット

パリの隠れた魅力
ニコラ・フラメルの家
魔女の岩
クレミュー通り
パサージュ
アレーヌ・ド・リュテス
グランド・モスケ・ド・パリ
アントワーヌ・ブールデル美術館
ロアン横丁(クール・ド・ロアン)
セルジュ・ゲンスブールの家
盧芹齋の家
サント・オディール教会
ドノイエ通り
インド人街
シテ・フロラル
カンパーニュ・ア・パリ
パリの隠れた魅力

パリといえばエッフェル塔やシャンゼリゼ通り、ルーヴル美術館、ノートルダム大聖堂など、誰もが憧れる観光名所が目白押しです。しかし、こうした人気スポットの他にも知られざる見どころがたくさんあるのをご存じでしょうか? そこで、今回は花の都パリの隠された魅力をご紹介します。

ニコラ・フラメルの家

パリ3区にあるニコラ・フラメルの家。この街最古の建物で、建てられたのはなんと1407年のこと。この家の主だったニコラ・フラメルは賢者の石を作り出すことに成功したという伝説があります。一方、家のほうはというと現在、フラメルの名を冠したホテルとして利用されています。

魔女の岩

このどっしりとした岩はいにしえの噴水に利用されていたもので、モンマルトルにかつてあったマキ地区(貧民街)の名残。伝説によれば魔女が棲んでいたと言われています。知られざる見どころとして一見の価値あり。

 

 

 

クレミュー通り

石畳とカラフルな家が立ち並ぶクレミュー通りはパリ屈指のSNS映えスポット。

パサージュ

パリには屋根付きのオシャレな商店街「パサージュ」があちこちにあります。なかでも、地下鉄のグラン・ブールヴァール駅の側にあるパサージュ・デ・パノラマや、エティエンヌ・マルセル通りにほど近いパサージュ・デュ・グラン=セールは雰囲気抜群。

アレーヌ・ド・リュテス

古代ローマ時代「ルテティア(リュテス)」と呼ばれていたパリには、ローマの都市の常として円形闘技場が置かれていました。カルチェ・ラタンにある庭園にはその遺跡が保存されており、この街の歴史に思いを馳せることができます。

グランド・モスケ・ド・パリ

ルテスの闘技場のすぐそば、パリ5区の真ん中にそびえるグランド・モスケ・ド・パリ。パリの多様な文化を象徴する場所として礼拝所は一般公開されているほか、ミントティーやお菓子をつまみながら一息つくこともできます。

アントワーヌ・ブールデル美術館

パリ15区にそびえるモンパルナス・タワー。そのすぐそばにあるこの美術館は近代ヨーロッパを代表する彫刻家、アントワーヌ・ブールデルを記念したもので、印象的な作品の数々が訪問客を待ち受けています。

 

ロアン横丁(クール・ド・ロアン)

パリの入り組んだ通りは小さな広場や抜け道につながっていることも珍しくありません。たとえば、パリ6区では、この街最古のレストラン「ル・プロコップ」の裏側にロアン横丁(クール・ド・ロアン)が佇んでいます。

 

セルジュ・ゲンスブールの家

パリ7区、セーヌ川の左岸には、歌手・映画監督のセルジュ・ゲンスブールが晩年を過ごした家が残されています。現在は無人となっており故人を偲ぶストリートアートに覆われていますが、ゲンスブール博物館に改装する計画が進められています。

 

盧芹齋の家

パリ8区でひときわ異彩をはなつこの建物。中国の美術品ディーラー盧芹齋の邸宅でしたが、今ではアジア美術館として利用されています。

サント・オディール教会

ノートルダム大聖堂やサクレ ・クール寺院ほど有名ではないものの、パリでもっとも高い72メートルの鐘楼を誇るサント・オディール教会。パリ17区にあるこの教会の特徴は、ビザンティン建築に着想を得た独特のスタイルです。

ドノイエ通り

ストリートアートで埋めつくされたパリ20区のドノイエ通り。

インド人街

パリ13区の中華街は有名ですが、10区にはインド人街があります。パサージュ・ブラディ周辺の一画でそこまで広くはないものの、パリのインド人コミュニティを形成しています。

シテ・フロラル

同じくパリ13区にあるビュット=オー=カイユ地区ほど有名ではありませんが、モンスリー公園のそばに佇むシテ・フロラルも一見の価値あり。石畳の通りにはそれぞれ花にちなんだ名前がつけられているほか、家々も花や植物で飾られています。

カンパーニュ・ア・パリ

パリの賑わいに疲れてしまったときにオススメなのが、20区にあるカンパーニュ・ア・パリ地区。高台の上にあるこの一画には、慌ただしい現代社会とは無縁の家々や石畳の通りが佇んでいます。

 

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